放射線治療科

放射線治療科について

がんの治療方法には
手術による治療、化学療法(抗がん剤による治療)、放射線治療があります。
このうち、当科では放射線治療を扱っています。
放射線治療はほぼあらゆるがんに対して適応があり、手術や抗がん剤の治療と組み合わせることにより、
さらに効果があがることがあります。
がんを扱う他診療科と連携しながら、医師、診療放射線技師、看護師がチームとなり、
患者さんに合った最適な放射線治療の提供を目指しています。

放射線治療科で診る病気

脳腫瘍、頭頚部癌、乳癌、肺癌、食道癌、膵癌、胆道癌、婦人科癌、膀胱癌、前立腺癌、悪性リンパ腫など、様々な悪性腫瘍の根治的治療、骨転移による疼痛の除去等の緩和的治療 など

診療内容と特色

放射線治療部門について

放射線治療は肉体的な負担が少なく、機能・形態の温存を可能とする優れた治療法です。当科では肺癌、乳癌、前立腺癌などあらゆる悪性腫瘍を多肢にわたって治療しています。がんの根治的治療のみならず、骨転移による疼痛の除去等の緩和的治療も積極的に行っています。また、他科と連携して、化学療法と併用した放射線治療や、手術前・手術後の放射線治療など、患者さん一人ひとりに合った治療を行っています。

サイバーナイフによる治療

平成23年4月にサイバーナイフが導入されました。6月より治療を開始致します。サイバーナイフは、ロボット型放射線治療装置で、従来の方法では照射できない患者さんにも優れた効果が期待できます。脳腫瘍、頭頸部がん、肺がん、肝がん等へのピンポイント照射が可能です。脳神経センター、呼吸器センター、消化器センターと連携して最善の治療を目指します。

治療設備

リニアック装置1台、サイバーナイフ1台、位置決め用X線/CT装置1台を備えており、すべての患者さんに対して3次元治療計画にて治療を行っています。

密封小線源療法

早期の前立腺がんに対しては、泌尿器科との連携によりヨウ素125永久刺入密封小線源療法を行っています。

核医学検査部門について

放射線同位元素を用いた核医学診断を行っています。骨、内分泌、脳、心臓、肺、腎、腫瘍等の検査が可能です。またSPECT装置2台を備えており、SPECT検査による脳や心臓の機能診断も行っています。

診療実績

2017年度診療実績

リニアック サイバーナイフ
人数 件数 人数 件数
頭部 26 30 47 95
背髄 27 36 7 7
眼窩 1 1 0 0
口腔 2 2 0 0
頭頸部 9 16 7 7
肺・縦隔 12 13 57 71
食道 15 17 0 0
胃・十二指腸・小腸 0 0 0 0
大腸・肛門 1 1 1 1
肝・胆・膵 2 2 78 93
乳腺 89 131 0 0
女性器 9 12 0 0
男性器 37 43 31 34
泌尿器 1 1 1 1
副腎 0 0 2 2
リンパ節 28 33 23 33
22 26 9 13
皮膚 6 14 0 0
軟部組織 2 2 1 1
合計 289 380 264 358

スタッフ紹介

部長代理
■江里口貴久
(
えりぐちたかひさ)

慶應義塾大2008年卒

専門分野

放射線治療

学会専門医・認定医

日本医学放射線学会 放射線治療専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医

医員
■黒岩信子
(
くろいわのぶこ)

聖マリアンナ医科大2007年卒

専門分野

放射線治療

学会専門医・認定医

日本医学放射線学会 放射線治療専門医
日本消化器病学会 消化器病専門医