臨床検査科

臨床検査科とは

 臨床検査は、検体検査(血液、生化学、免疫、尿、微生物、輸血など)と生理機能検査(超音波、脳波、肺機能、心電図など)の大きく2つに分けられます。これらの多岐にわたる分野の臨床検査の結果は、各診療科における患者さん診療の臨床診断や治療の判断を左右する重要な項目です。臨床検査科は、直接患者さんを対象とした診療は行っておりませんが臨床検査技師の皆さんと共にこれらの検査結果が正しいかどうかの検証(精度管理)及び特殊な検査の結果から、体内で起こっている変化など(病態)を解析しその結果を診療科の医師に報告する事を主な仕事として行っております。

マイクロアレイ血液検査とは

マイクロアレイとは、がんなどの異物に対する体の反応を遺伝子レベルで測定できる技術です。マイクロアレイ血液検査は、この技術を利用し開発されました。血液ががん細胞に反応する状況を遺伝子レベルでとらえます。この検査の特徴は、消化器がんに対して高い感度(9割)を持ち、胃がん、大腸がん、膵臓がん、胆道がんを同時に検査できます。検査に必要なのは採血(約5ml)のみであり、侵襲も少なく特殊な薬剤投与やX線の被曝もありません。またこの検査で遺伝病に関わる遺伝子情報が知られることはありません。2020年4月からこの検査をがん診療連携拠点病院である当院で行うことになりました。臨床検査科としてはこの検査の結果説明を行い、必要であれば院内の当該診療科に御紹介致します。
 なおこの検査は、健康保険の対象とはならない自由診療です。また状況によっては原則この検査を受けることをお控えいただく場合があります。検査の結果が判明するまで約1か月ほどかかりますことをご了承ください。ご不明な点は検査説明時にお尋ねください。

特徴

 

報告レポートイメージ

マイクロアレイ血液検査は3段階の解析を行い、各がんのリスクを判定しております。

スタッフ紹介

部長代理
■江原佳史
(えばらよしふみ)

独協医大2006年卒

専門分野

小児科一般、臨床検査一般

学会専門医・認定医

臨床検査専門医
臨床検査管理医
小児科専門医
抗菌化学療法認定医
結核・抗酸菌症認定医
Infection Control Doctor
医学博士