麻酔科

麻酔科について

 当科は、前身である済生会神奈川県病院麻酔科を引き継ぐ形で2007年3月にスタートし、同年7月に日本麻酔科学会認定病院の指定を受けました。
 手術室は12室とハイブリッド手術室を有しており、麻酔器やモニターなどの機材は最新のものを備えております。手術センター中央の麻酔指令室にはビデオモニター、セントラルモニターも配置され、設備の点ではたいへん恵まれた環境にあります。

診療内容と特色

安全を最優先に麻酔管理を提供しています

当科の主な業務は、手術中の麻酔管理で年間約5,000例の全身麻酔を担当しています。麻酔管理にあたっては、安全であることを最優先にし、日本麻酔科学会による「安全な麻酔のためのモニター指針」に基づいた麻酔を実施しています。臨床工学技士による麻酔機器の日常的なチェックや、手術室専任薬剤師や臨床検査技師の手術室内常駐など、手術・麻酔の安全のためのサポート体制が充実していることにも助けられています。これと同時に、痛みとストレスの少ない、快適な麻酔を提供することも私たちの目標の一つです。

痛みの少ない周術期管理に努めています

痛みの少ない周術期管理(手術目的で入院した患者さんに行う診療の流れ)は患者さんのアメニティ向上に資するだけでなく、手術後の合併症を減らし、回復を早める効果も期待されます。当院では可能な限り硬膜外鎮痛や神経ブロックを併用して痛みの少ない周術期管理を実現するよう努めています。

緊急の手術に常時対応できる体制を整えています

救急部の活動が活発な当院では、どうしても緊急手術、臨時手術の比率が高くなります。緊急に必要になった手術にも、時期を失することなく迅速に対応できるよう、熟練した看護スタッフと連携しつつ、柔軟な手術室運営を心がけています。

緩和医療にも力を入れています

手術麻酔の他に入院患者さんのがん性疼痛コントロールにかかわっています。緩和医療チームを組織し、治療コンサルテーションや勉強会、講演会を主催し、院内の緩和医療のレベルアップを目指しています。なお、現在ペインクリニック外来は行っておりません。

スタッフ紹介

手術センター長
麻酔科部長
■佐藤智行(さとうともゆき)
慶應義塾大1993年卒
専門分野
麻酔の臨床全般
学会専門医・認定医
日本麻酔科学会専門医・指導医
日本周術期経食道心エコー認定委員会認定医(JB-POT認定医)
日本集中治療医学会専門医
医長
■鎌田高彰(かまだたかあき)

東京慈恵会医大2004年卒

専門分野
麻酔一般
学会専門医・認定医
日本麻酔科学会専門医・指導医
医長
■永渕万理(ながぶちまり)
久留米大2005年卒
専門分野
麻酔一般
学会専門医・認定医
日本麻酔科学会専門医
日本周術期経食道心エコー認定委員会認定医(JB-POT認定医)
医長
■小松崎 崇(こまつざきたかし)
慶應義塾大2007年卒
専門分野
麻酔一般
学会専門医・認定医
日本麻酔科学会専門医
PTEeXAM(NBE)認定医
日本周術期経食道心エコー認定委員会認定医(JB-POT認定医)
心臓血管麻酔専門医
医員
■菅 規久子(すがきくこ)

順天堂大2004年卒

専門分野
麻酔一般
学会専門医・認定医
日本麻酔科学会専門医・指導医
日本周術期経食道心エコー認定委員会認定医(JB-POT認定医)
医員
■十河大悟(そごうだいご)
慶應義塾大2008年卒
専門分野
麻酔一般
学会専門医・認定医
日本麻酔科学会専門医
医員
■秋山容平(あきやまようへい)
東北大2009年卒
専門分野
麻酔一般
学会専門医・認定医
日本麻酔科学会専門医
日本周術期経食道心エコー認定委員会認定医(JB-POT認定医)
医員
■三浦 梢(みうらこずえ)
東京慈恵会医大2009年卒
専門分野
麻酔一般
学会専門医・認定医
日本麻酔科学会認定医
医員
■冨田真晴(とみたまさはる)
九州大2010年卒
専門分野
麻酔一般
学会専門医・認定医
日本麻酔科学会認定医
医員
■佐藤雄生(さとうゆうき)
昭和大2008年卒
専門分野
麻酔一般
学会専門医・認定医
日本麻酔科学会認定医
シニアレジデント
■柿沼勇太(かきぬまゆうた)
慶應義塾大2012年卒
専門分野
麻酔一般
学会専門医・認定医
日本麻酔科学会認定医
シニアレジデント
■青山夏子(あおやまなつこ)
東京医科歯科大2013年卒
専門分野
麻酔一般
学会専門医・認定医
JATECプロバイダー、ACLSプロバイダー、BLSプロバイダー、PALSプロバイダー
シニアレジデント
■荒井香菜(あらいかな)
慶應義塾大2014年卒
専門分野
麻酔一般
シニアレジデント
■橘 秀基(たちばなひでき)
信州大2015年卒
専門分野
麻酔一般

後期研修医・専攻医募集

麻酔科紹介麻酔科専攻医02

当院は平成19年に開院した神奈川県横浜市鶴見区の病床数560の総合病院で、地域の中核病院として急性期医療および種々の高度専門医療を中心に提供する役割を担っています。麻酔科は現在、常勤医14名で運営しており、臨床研修医は常時ローテーションしています。麻酔科後期研修医は5人在籍しています。日本麻酔科学会の麻酔科認定病院に認定されていて、年間約5,300例の全身麻酔を麻酔科が管理しています。前立腺がんに対するロボット手術(ダビンチ手術)、腹部及び胸腹部大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術(EVARTEVAR)、大動脈弁狭窄症(AS)に対する経カテーテル大動脈弁置換術(TAVI)も施行しています。また心臓血管外科では全例経食道心エコー(TEE)をモニターしながら心臓麻酔を行っているのでJB-POTの受験希望者にもよい環境です。なお、エコーガイド下に各種ブロックも行っていますので、神経ブロックに興味のある方も歓迎します。麻酔科内はもちろん、外科系各科とのコミュニケーションも良く、働きやすく雰囲気の良い職場です。また、平成27年度プログラムから、気道確保、気管挿管、Aライン、CVライン挿入、脊椎麻酔などの基本手技を経験できる麻酔科は1年目の必修科となりました。全身麻酔を通じ、呼吸、循環、疼痛管理などの全身管理の基本も学べます。

麻酔科部長 佐藤智行
麻酔科専攻医00 麻酔科専攻医01

 

                                     

◇先輩からのメッセージ◆

当院はほぼ全科が揃っており、経験できる症例の種類が一般的な市中病院より豊富です。3次救急病院であり、心臓外科・脳外科・救急科・外科・整形外科などの緊急手術が入らない日がありません。そのため、経食心エコー・末梢神経ブロック・状態の悪い患者を豊富に経験でき、麻酔科医として大きく成長できます。da VinciTAVIなど最先端の手術の麻酔も経験でき、大学病院と遜色のない経験ができます。医局内の勉強会が月3回、学会発表の場も数多くあり、アカデミックな面でも充実しています。また、日々の忙しい業務の中、スタッフの先生方・コメディカルの方々も和気藹々としており、非常に働きやすい環境です。少しでも興味を持たれた方、是非見学にいらしてください。

                 

2016年診療実績

麻酔科管理全症例数
5,265件
小児科(6歳未満)
53件
産婦人科(帝王切開)
350件
呼吸器外科
166件
脳外科
170件
心臓外科
245件

 

専門医

日本麻酔科学会指導医3

日本麻酔科学会専門医7

日本麻酔科学会認定医4

 

連携施設名

当院が基幹施設として
慶應義塾大学病院、東京都立小児総合医療センター、関東中央病院、東京都済生会中央病院、東邦大学医療センター大橋病院、国家公務員共済組合連合会立川病院、日本鋼管病院、川崎市立井田病院、社会医療法人財団石心会 川崎幸病院

当院が連携施設として
慶應義塾大学病院、川崎市立病院、東京都済生会中央病院