社会福祉法人 恩賜財団 済生会横浜市東部病院

私たちは、医療を通じて生命を守ります。

地域の医療機関の方へ

地域の医療機関の方へ

当院の目指す地域医療連携

当院は地域完結型医療を開院時から強力に推進しています。地域の各医療機関がそれぞれの機能に応じた役割分担を図り、相互に連携して患者さん一人ひとりの診療にあたることで、標準化された質の高い医療を地域のすべての方に効率的に提供することが可能になります。患者さんに安心を提供できる地域完結型医療の構築には、なによりも地域の医療機関同士の緊密な医療連携が必要です。そのために、当院では病診連携(病院と診療所との連携)、病病連携(機能の異なる病院同士の連携)、病介連携(病院と介護施設との連携)の充実に努めています。

当院の目指す地域医療連携

外来患者さんの紹介/逆紹介制度(病診連携)

当院では救急を除き初診外来は原則として紹介制になっています。患者さんは先ず地域の診療所や一般の病院を受診していただき、より詳しい検査や入院、手術など専門的な医療が必要と判断された場合に当院の専門診療科をご紹介いただき受診していただきます。専門的な診断・治療を行ったあとは紹介元の診療所や一般病院のかかりつけ医へ逆紹介し、そこで治療を継続していただきます。疾患によっては日常の疾患管理をかかりつけ医で、定期的な検査や入院を当院でという2人(ダブル)主治医制で診療させていただきます。平成20年度の1年間で、地域の医療機関からご紹介いただいた患者さんは1万4千人で、紹介率は80.6%でした。また紹介元へ戻る場合を含めて、当院から他の地域医療機関へ逆紹介させていただいた患者さんは1万9千人で、逆紹介率は81.6%でした。

入院患者さんのための病院連携ネットワーク(病病連携、病介連携)

地域の医療機関の役割分担と連携による地域完結型医療の中で、当院は地域中核病院として、急性期医療、高度専門医療を担当しています。当院の役割である、救命救急センターを中心とした急性期の治療や各診療センターによる専門的な入院治療を多くの地域の方に提供できるよう、入院治療が亜急性期、回復期、慢性期に入ったらそれぞれの機能を持った連携先の病院へ転院していただく、あるいはご自宅でかかりつけ医による在宅医療を受けていただく必要があります。その後に病状が急変したり、専門的な検査・治療が必要となった場合などはすぐに当院で対処させていただく体制も含め、患者さんが安心して各時期の入院治療を受けていただけるよう、地域の各病院と連携ネットワークを構築し、密接な情報交換、治療方針の確認等を行っています。また、老健施設、在宅訪問看護ステーションなど介護施設との連携も深め、高齢者の方のケアを地域全体でサポートできるシステムを目指しています。

地域医療支援病院とは

当院は平成20年9月24日付けで神奈川県知事から「地域医療支援病院」の承認を受けました。地域医療支援病院とは、医療法により「医療機関相互の適切な機能分担および機能連携を図るため、かかりつけ医の支援を通じて地域医療の確保を図る病院」と定義されています。具体的には、地域の診療所・一般病院の医師(かかりつけ医)から、より詳しい検査や入院、手術など専門的な医療が必要と判断されて紹介された患者さんに対して、適切な医療を提供し、その後はかかりつけ医へ逆紹介、またはかかりつけ医と共同診療をします。また、「病院の施設や高度医療機器を地域の医療機関と共同利用の実施」「地域医療従事者の研修会や検討会の実施」「24時間体制の救急医療の提供」「地域医療に関する諮問委員会の設置」を行う病院です。

当院における地域医療支援病院の「共同利用登録医」について
  1. 入院や精密検査の必要な患者さんを当院へ紹介する。当院からの逆紹介の患者さんを受けていただく。
  2. CT、MRI、シンチグラム等の当院の医療機器・設備を利用して診療の精度を高める。
  3. 紹介・逆紹介患者さんの症例検討会や新しい治療法を学ぶ場として当院の研修会・研究会に参加する。
  4. 地域医療連携のあり方にについて協議する。

と定義され、すでに横浜市鶴見区・神奈川区・港北区・中区・西区・緑区、川崎市幸区・川崎区、東京都大田区から計238名の先生方が登録されています。

登録医の先生方には、共同利用に留まらず、連携システムの改善、地域連携パスなど疾患別連携の構築、新しい「顔の見える連携」の構築など、「連携登録医」としてきめ細かい連携を行うパートナーになっていただきたいと考えています。ぜひご登録いただき、より質の高い患者さん中心の地域完結型医療をご一緒に目指したいと思います。

済生会横浜市東部病院
〒230-8765 神奈川県横浜市鶴見区下末吉3-6-1
TEL:045-576-3000(代表)