皮膚科
- Home
- 診療科・センター・部門
- 皮膚科
皮膚科について
当院 皮膚科では急性期の中核病院の機能を活かした治療を行い、
小児から成人まで対象に、全身の皮膚にかかわる疾患全般を診断・治療しています。
また、皮膚は全身の鏡といわれており、
皮膚の変化が隠れた疾患から生じる二次的な変化として現れたものと判断される場合は、
院内の適切な診療科をご紹介することも可能です。
診療内容
一般的な皮膚疾患から高度な専門性が必要とされる皮膚疾患(自己免疫性水疱症、悪性腫瘍、薬疹、難治性脱毛症など)の診断治療、手術、他科と連携した入院治療など幅広く対応しています。
アトピー性皮膚炎
小児~成人を対象とし、特に小児については小児科と連携しながら診療を行っています。
中等症以上の方を対象に、生物学的製剤、経口JAK阻害薬などの全身療法を積極的に行い、プロアクティブ療法が可能になることを目標に治療を行っています。
尋常性乾癬
乾癬は皮膚の他、爪や関節にも症状がでることがあります。患者さんごとの病態に応じ、一般的な外用治療に加え、紫外線療法(全身型narrow-band UVB)やアプレミラスト(オテズラ®)、デュークラバシチニブ(ソーティクツ®)による内服療法、各種生物学的製剤も取り入れ治療を行っています。
円形脱毛症
適切な診断の下、年齢・病期・重症度に基づき、ステロイド局所注射療法、バリシチニブ(オルミエント®)、リトレシチニブ(リットフーロ®)による内服療法も行っています。SADBE、DPCPによる局所免疫療法(自費)、入院によるステロイドパルス療法などを提案し、治療を行っています。
自己免疫性水疱症(天疱瘡・類天疱瘡など)
血液検査、皮膚生検で診断確定後、ステロイドや免疫抑制剤の内服を行います。重症例に対しては、ステロイドパルス療法や血漿交換療法、大量ガンマグロブリン療法を併用します。
リツキシマブ療法も初回は入院、以後は外来で行っています。
帯状疱疹
背景疾患の有無や罹患部位、症状の程度に応じて、入院または外来で抗ウィルス薬による治療を行います。
皮膚腫瘍(良性、悪性)
皮膚生検による病理組織学的検査、エコー、CT/MRIでの画像検査から診断を行い、最適な治療を提案します。症例によっては形成外科と連携し治療を行います。皮膚悪性腫瘍(有棘細胞癌、悪性黒色腫など)に対する化学療法にも対応しています。
薬疹・アレルギー
重症薬疹に対しては、皮膚生検後、ステロイドパルス療法、血漿交換療法、大量ガンマグロブリン療法など集学的治療を行います。当院は重症薬疹診療拠点病院の認定を受けています。
また、金属パッチテスト(夏季を除く)やプリックテストを行っています。
陥入爪・巻き爪
湾曲している母趾の爪を対象に、巻き爪マイスター®(自費)による治療を行っています。
爪軟化作用のあるリネイルゲル®を用いると、治療期間の短縮が可能です。
■自費診療の費用について(2025年2月7日時点)
詳しくはこちらをご覧ください。
シミ、あざ
当科は、シネロンキャンデラ社のQスイッチAlexレーザーによる青あざ治療を行っています。異所性蒙古斑、太田母斑はいわゆる「青あざ」と呼ばれ、早期にレーザー治療を行うことで、目立たなくさせることを目標とします。
赤あざ(単純性血管腫、乳児血管腫)については、小児科と連携し、入院でのプロプラノロール塩酸塩(ヘマンジオルシロップ®)の導入を行っています。治療は保険適応です。
シミ(老人性色素斑、後天性真皮メラノサイトーシス)の治療を希望される方は、木曜午後のレーザー外来を予約ください(自費)。
初診時は診察のみで原則照射は行いません。
また、外用治療をご希望の方は、5%ハイドロキノンクリーム、0.1%トレチノインクリームを販売しております。
■自費診療の費用について(2025年2月7日時点)
詳しくはこちらをご覧ください。
受診について
2024年10月15日より、皮膚科の初診は紹介状と予約が必要になります。
下記をご確認のうえ、ご受診をご希望の場合は、お電話またはウェブからご予約をお取りください。
▼クリックするとPDFが開きます
スタッフ紹介
部長 |
専門分野 |
皮膚病一般 |
|
特に専門としている分野 |
|
毛髪疾患 |
|
学会専門医・認定医 |
|
日本皮膚科学会皮膚科専門医・指導医 |
|
医長 |
専門分野 |
皮膚病一般 |
|
学会専門医・認定医 |
|
日本皮膚科学会皮膚科専門医 |