【産婦人科の特徴】 4つの柱とプロフェッショナルたち
産科・婦人科がん治療・腹腔鏡手術・不妊治療を
大きな4本柱としています
- 産科では、分娩件数は年間1000件を超えており、神奈川県周産期母子医療センターとして妊婦さんの救急搬送もお受けしています。
- 婦人科がん治療では、おおきく切らない手術や切らない治療として、腹腔鏡手術や、ロボット手術、サーバーナイフ治療を取り入れ、年間100件を超える子宮がんや卵巣がんの治療を行っています。
- 子宮筋腫や卵巣のう腫、子宮脱、不妊症などの良性の病気の方には、積極的に腹腔鏡下手術を行っています。手術件数は約300~350件です。
- 不妊治療では、年間約200周期の体外受精・顕微受精治療を行っています。
2019年 手術総症例数 840件
(悪性腫瘍手術116件、内視鏡手術307件、帝王切開316件、その他の開腹手術等約106件)
確かな技術と豊富な経験をもった認定医・専門医を多数擁しています
在籍認定医・専門医
日本周産期新生児医学会暫定指導医(1名)
周産期(母胎・胎児)専門医(1名)
日本婦人科腫瘍学会腫瘍専門医(1名)
日本がん治療認定医機構認定医(2名)
日本臨床細胞学会細胞診専門医(1名)
日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医(3名)
日本内視鏡外科学会技術認定医(3名)
日本生殖医学会生殖医療専門医(2名)
母体保護法指定医(2名)
女性ヘルスケア専門医(1名)
施設認定
新専門医制度産婦人科専攻医研修施設(連携型)
日本産科婦人科学会専門医制度専攻医指導施設(旧制度)
日本周産期新生児医学会暫定研修施設・日本産科婦人科学会周産期登録施設
日本婦人科腫瘍学会専門医制度指定修練施設、日本産科婦人科学会腫瘍登録施設
日本産科婦人科内視鏡学会認定研修施設
日本生殖医学会生殖医療専門医制度認定研修施設
日本産科婦人科学会ART登録施設
腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術の施設基準登録施設
腹腔鏡下広汎子宮全摘術(先進医療A)実施施設
ロボット支援下婦人科悪性腫瘍手術実施登録施設
母体保護法指定医師指定研修機関
日本女性医学学会女性ヘルスケア専門医認定研修施設
比較的早期の子宮体がんの方には、腹腔鏡下子宮体がん根治手術を先進医療認定施設として実施しておりましたが、2014年4月からこの手術が保険適応となり、さらに、2018年4月よりロボット支援下手術も保険適用になりました。どちらの手術を選択されるか、メリット・デメリットなど 詳しくは外来医師にお尋ねください。また、がんの再発巣に対して、サイバーナイフによる局所治療も行っています。
神奈川県内でも有数の治療件数
子宮頸がん | 子宮体がん | 卵巣がん | |
2015年 | 99 | 40 | 41 |
2016年 | 77 | 47 | 27 |
2017年 | 113 | 26 | 35 |
2018年 | 76 | 35 | 27 |
2019年 | 80 | 35 | 16 |
(前がん状態を含む)
受診から手術までの期間は、およそ2週間から4週間程度です。繊細な手技を行うため手術時間はやや長いですが、出血や合併症が少なく、短期間での退院※が可能となっています。
※腹腔鏡下手術の場合、術後3~7日間/開腹手術の場合、術後6~10日間
他の診療科との連携がスムーズなので、腫瘍が周囲に拡がっていたり、もともとの病気(基礎疾患)がある方の治療や手術にも、十分な対応ができます。ご相談はお気軽に婦人科まで。
産科初診は完全予約制とさせていただいております(詳細はこちらをご覧ください)。
また、当院で分娩・手術をお受けになる方以外の予約外の診療は、まず連携施設への受診をおすすめさせて
いただきます(詳細はこちらをご覧ください)。
母親学級(帝王切開向けの学級も含みます)は新型コロナ感染症の影響を考慮し、Zoomにて開催しております。
温かな雰囲気の中で、安心の出産を
- これからお母さんになる妊婦さんには、もうすぐ元気な赤ちゃんが抱けるという期待感がある反面、やはり多少の不安がつきまとうものです。当院では、一人でも多くの女性にとって、妊娠、出産が不安のない明るく楽しい素晴らしい経験になるように、スタッフ一同、お手伝いさせていただいています。母児同室システム、夫立ち会い分娩や早期母子接触(出産後すぐにお母さんが赤ちゃんを素肌の胸の上に抱いて面会すること)などのシステムを取り入れ、安全性が確保された上で、温かい雰囲気の出産ができるという優しい環境をめざしています。また、助産師外来も充実させて、皆さんの良き相談相手となれるように努力しております。
周産期の救急受け入れ体制も充実
- 当院は神奈川県周産期母子医療センター、横浜市周産期救急指定病院および日本周産期・新生児学会専門医制度の暫定研修指定施設となっています。2019年分娩件数は1,089件、神奈川県周産期3次救急システムと横浜市周産期救急システムによる受け入れ症例数は平成30年で58件となっています。充実した小児科(新生児科)のNICU6床も整備され、低出生体重児管理などにおいても、今後さらに貢献できると考えています。
外来通院時から出産後まで、手厚くサポート
- 当院の周産期スタッフは、産科常勤医師13名、新生児専門の小児科常勤医師4名、助産師35名で構成されています。私たちは、赤ちゃん誕生までの期間とその後の子育て期間を、安心して過ごせるような医療サービスを提供していきたいと考えています。外来通院の時から病棟のスタッフが妊娠中の皆さまをサポート。出産後はお母さんや赤ちゃんの状況に合わせながら母児同室を行い、いつでも母乳をあげられるような環境を整え、母乳育児を応援しています。
当院では、初診時の妊娠週数が20週未満であれば、概ね分娩予約をお取りしています。しかしながら、外来を受診される方が大変多くいらっしゃるため、待ち時間の緩和を目的に完全予約制とさせて頂いております。予約を取らず受診された方は、もう一度産科初診日を予約し、その日に受診されて分娩予約完了となります。
「産科初診の予約」であることをお申し出ください。日時の空いているところに予約をお取りいたします。ご予約済の方は予約日当日に保険証をご持参の上、直接産婦人科外来の受付までお越しください。なお、ご予約時間は急患の方の診察などによりお待たせすることもございますのでご容赦をお願いいたします。
初診予約方法
(2020年8月1日より直接来院による予約は廃止し「1.お電話でのご予約」のみ承ります)
1.お電話でのご予約
- 受付時間
- 平日13:30-16:00(この時間以外の受付はできません)
- 電話番号
- 045-576-3587(この番号以外の受付はできません)
2.直接お越しいただいた場合
- 受付時間
- 平日8:30-11:00(この時間以外の受付はできません)
- 受付場所
- 1F総合受付
1.2.のいずれも最初の「産科初診の予約」であることをお申し出ください。日時の空いているところに予約をお取りいたします。ご予約済の方は予約日当日に保険証をご持参の上、直接産婦人科外来受付までお越しください。なお、ご予約時間は急患の方の診察などによりお待たせすることもございますのでご容赦をお願いいたします。
※必ずお読みください
産科初診外来日に妊娠20週未満であれば、原則として産科初診外来予約をお取りした時点で分娩予約が内定したことになります。ただし、診察した結果、三つ子以上だった、あるいは出生直後に赤ちゃんの治療を必要とする奇形がある、といった場合は大学病院を改めて紹介させていただくことがございます。
当院では、分娩される方と婦人科治療を要する方に特化した診療をしております(妊娠を希望されている方はリプロダクションセンターを受診されて下さい。紹介状は必要ありません)。このため、手術など高度の治療を終了した方、外来のみで治療可能な方は近隣の連携施設へ紹介させていただきます。
もちろん、新たに治療が必要な疾患が発生した場合はいつでも当院を再紹介してくださいます。
産婦人科 連携施設一覧
浅川産婦人科 | 鶴見区豊岡町22-15 | TEL 045-581-3541 |
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熊切産婦人科 | 鶴見区豊岡町10-2 | TEL 045-571-0211 |
矢向レディースクリニック | 鶴見区矢向5-9-23 | TEL 045-633-4189 |
くにひろクリニック | 神奈川区大口通56-5 | TEL 045-432-8877 |
大口東総合病院 | 神奈川区入江2-19-2 | TEL 045-401-2411 |
神奈川ウィメンズクリニック | 神奈川区西神奈川1-20-7 | TEL 045-431-5000 |
ヤマダレディースクリニック | 神奈川区二ッ谷町6-3 | TEL 045-987-2811 |
コシ産婦人科 | 神奈川区白楽71-8 | TEL 045-432-2525 |
原産科婦人科クリニック | 神奈川区六角橋1-30-4 | TEL 045-401-9511 |
菊名西口医院 | 港北区篠原北1-3-33 | TEL 045-401-6444 |
大倉山レディースクリニック | 港北区大倉山3-4-31 | TEL 045-545-5251 |
桜井産婦人科 | 港北区日吉本町1-29-16 | TEL 045-563-6311 |
真木クリニック | 川崎市川崎区砂子2-11-10 | TEL 044-244-8802 |
入江医院 | 川崎市川崎区砂子2-6-2 | TEL 044-222-2026 |
太田総合病院 | 川崎市川崎区日進町1-50 | TEL 044-244-0131 |
こんどうレディース診療所 | 川崎市幸区大宮町2-8 | TEL 044-556-3070 |
新川崎こびきウィメンズクリニック | 川崎市幸区鹿島田1110-1 | TEL 044-542-3931 |
川崎臨港病院 | 川崎市川崎区中島3-13-1 | TEL 044-233-9336 |
ハマノ産婦人科 | 西区戸部本町24-1 | TEL 045-323-1131 |
田渕レディースクリニック | 西区平沼1-2-20 | TEL 045-244-8802 |
みなとみらいメディカルスクエア | 西区みなとみらい3-6-3 | TEL 045-228-2000 |
戸賀崎産婦人科医院 | 西区蓬莱町2-6-14 | TEL 045-251-7284 |
元町レディースクリニック | 中区山下町37-8 | TEL 045-662-0655 |
分娩について
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産科医療補償制度加入分娩機関とはなんですか?また登録証の手続き・交付方法について教えてください。
【産科医療補償制度加入分娩機関について】
赤ちゃんが健康で、元気に生まれてくることを願って、医師や助産師は全力で患者さんをサポートしたいと考えています。しかしながら、お産の現場では予期せぬことが起こってしまう場合もあります。そこで、分娩に関連して発症した脳性まひの赤ちゃんやそのご家族の経済的負担を速やかに補償し、脳性まひの原因分析を行い、将来の脳性まひの予防に役立て、再発防止と産科医療の質の向上を図るための制度として「産科医療補償制度」が平成21年1月1日より開始されており、当院は、平成20年10月1日付けで、「産科医療補償制度加入分娩機関」の承認を受けました。【産科医療補償制度の登録証の手続き・交付方法について】
「産科医療補償制度」に加入する分娩機関で生まれた赤ちゃんが補償制度の対象となります。当院でお産した場合、産科医療補償制度の対象となります。当院で今後分娩をご希望される方は、必ず産科医療補償制度の登録証の手続きを行い、登録証の交付を受けてください。当院へ転院し以前の分娩機関で登録証の交付を受けた場合でも、また新たに当院での交付が必要となります。交付された登録証は母子健康手帳に挟んで大切に保管してください。手続きをしませんと補償の対象とはなりませんので、十分ご注意ください。 -
4D超音波は行っていますか?
当院での妊婦健診をお受けになっている方のみを対象として、ご希望があれば胎児超音波スクリーニング検査をおこなうときに施行いたします。通常の妊婦健診で見ている2D超音波(平面画像)を立体化したものが3D超音波ですが、これに時間的要素を加えた4D超音波は検査に時間がかかりますので、妊娠期間中1~2回のみ行う方針です。確約はできませんが、その日の赤ちゃんの向きや羊水量などの条件がよければ、赤ちゃんの動いている様子が見られることがあります。また妊娠30週を越えてしまうと4D超音波画像が見えにくくなるため、当院への里帰り出産の方には施行できないことがあります。
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胎児超音波スクリーニング検査とはなんですか?
超音波診断装置(エコー)を使用して、赤ちゃんの重大な異常や病気を妊娠中に探し、もし何らかの異常を認めたときには、新生児科の医師と連絡をとり、出産時に適切な対応をとれるようにするために行う検査です。残念ながら、現在知られているすべての異常や病気を超音波検査で発見できるわけではありません。ただし、赤ちゃんの異常や病気の中には出生直後に治療が必要となるものもあるため、検査によってできる限り見つけておければ、早い時期の対応が取りやすくなります。そこで健診中に時間をある程度かけた胎児超音波スクリーニング検査を2回行うようにしています。目安としては妊娠20頃と妊娠30週頃になります。なお、当院への里帰り分娩をされる方は、再初診のときに1度のみ行っています。(再初診時の妊娠週数が30週を越えている方には、胎児が大きすぎて良く見えないため、4D検査はありません)
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無痛分娩はしていますか?
当院では無痛分娩は行っておりません。
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立会い分娩はできますか?
ご主人の立ち会い分娩ができます。
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出産後すぐに赤ちゃんを素肌の胸の上に抱いて面会することはできますか?
お産後、お母さんと赤ちゃんの様子をみながら、早期母子接触を行います。
お部屋について
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母児同室はいつからできますか?
当院は完全母児同室です。出産後体調などに合わせて問題なければ、経膣分娩の場合当日から、帝王切開の場合1日目(手術翌日)から24時間母児同室となります。母児同室は、児の情緒や生理的な発育、発達を促すのに優れており、母乳育児の推進や母体の回復に良いと多くの文献、WHO、ユニセフなどでも推奨されています(産後の同室はホルモンの影響で熟睡できます。児とのリズムも合いやすく、疲労は思ったより強くありません)。大部屋でも満足した産後を過ごせたとの声を多くいただいています。
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お部屋はどんな感じですか?
お産後のお部屋は、4人部屋と個室をご用意しています。個室を希望される場合は、別途料金がかかります。4人部屋にはトイレのみがついています。病棟にシャワーは2つあります。
個室料金 特室(ユニットシャワー・トイレ・ソファー付) 25,920円/日 個室(ユニットシャワー・トイレ) 18,360円/日 -
入院費用はどれくらい必要ですか?
入院費用は、平成27年4月1日から変更になります。詳細は分娩予約をお取りいただいた方に対して随時パンフレットでお示ししていますが、おおよそ58万円~になります。入院費用の中にはお産セット・モーニングセット(歯ブラシ、シャンプー・リンス、洗顔フォーム・化粧水など)・パジャマ・タオル類・ベビー用おむつ、お尻ふきなども含まれています。
授乳について
当院では、母乳育児を推進しており、赤ちゃんが欲しがる時に欲しがるだけ母乳をあげる(自律授乳)ことができるよう、母児同室を実施しています。自律授乳によって母乳分泌が促されます。母児の状態や医学的な適応により、ミルク授乳や時間授乳となる場合もあります。助産師が一緒にケアしていきます。
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母乳が出るか自信がありません。どのようなケアが受けられるのでしょうか?
妊娠中より、助産師外来にて個別にお手入れの方法を説明しています。産後も日々のお手入れや授乳の方法についてアドバイスしています。入院中に母乳育児の確立ができなかったり、不安があれば産後も助産師外来でフォローアップするシステムになっています。また、医学的適応のある方には、ミルク栄養・混合栄養の方法もアドバイスしています。
母親学級について
初産の方を中心に予約制で行っております(受講人数に制限あり)。申し込まれた方は、第I~III講座まで全講座を受講していただくことが前提です。保健センターなど各地域で行われている母親学級を受講していただいても結構です。費用は3,000円となります(全3講座で)。III講座ではパートナーと一緒に参加することも可能です。
※母親学級(帝王切開向けの学級も含みます)は新型コロナ感染症の影響を考慮し、Zoomにて開催しております。
講座内容
◆第I講座◆(20週前後) | |
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産婦人科医 | 妊娠・分娩の経過、体重増加について |
栄養士 | 妊娠中の食事について |
助産師 | 妊娠中のケア・過ごし方、母児同室・母乳育児について |
◆第II講座◆(24週前後) | |
小児科医 | 新生児の話 |
助産師 | 母乳分泌増加のポイント・乳頭ケア・人形を使用して授乳姿勢の練習 |
◆第III講座◆(30週前後) | |
臨床心理士 | 心の健康について |
助産師 | 入院の時期、入院生活、分娩(呼吸法・分娩の経過)、お産ビデオ鑑賞 |
そのほか、わからないことがございましたら、助産師外来でお尋ねください。
帝王切開での出産に向けた母親学級について
「帝王切開のこと、ぜひ聞いてみたい」「自然分娩の予定だけど、帝王切開のことも気になる」「どんな時に帝王切開になるの?」など当院で健診を受けている方なら、どなたでもご参加いただけます。開催は毎月1回です。費用は1,000円となります。参加はご本人と他1名様まで可能です(お子さまは不可)。受講希望の方は、レディースセンターまで問い合わせ下さい。
講座内容
♦産婦人科医……帝王切開の適応と説明 ♦助産師…………帝王切開について
♦妊娠期に連絡してほしい症状について ♦母乳育児について
入院中のスケジュールについて
経膣分娩 | 帝王切開 | |
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産後0日目 | 母児同室開始 | |
産後1日目 | シャワー開始 授乳ビデオ | 歩行開始 飲水・食事開始 母児同室開始 |
産後2日目 | シャワー開始 授乳ビデオ | |
産後3日目 | 退院診療・沐浴ビデオ学習 | |
産後4日目 | 沐浴指導(希望者のみ) | 沐浴ビデオ学習・退院診察 |
産後5日目 | 退院 | 沐浴指導(希望者のみ) |
産後6日目 | 退院 |
※上記の日程はあくまでも予定ですのでご了承ください。
赤ちゃんの聴力検査について
当院ではすべての赤ちゃんを対象に聴力検査を生後3日目に行っております。
そのほか
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分娩予約をして以降、近所のクリニックなどで妊婦健診を受けることはできますか?
可能です。お仕事などがあり、当院での妊婦健診の待ち時間や通院時間が負担な方で、経過が正常な方は他院で妊婦健診を受けることも可能です。ご希望のある方は、外来にてご相談ください。但し、そのような方でも、分娩が近い時期(妊娠32~34週)になりましたら、当院で妊婦健診をしていただきます。
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里帰り分娩はできますか?
早めに受診し分娩予約をしてください。その後は、お近くの病院で妊婦健診を受けていただき、医師の指示した週数になりましたら、当院へいらしてください。
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面会について教えてください。
面会時間は、13:00~20:00まで(時間厳守)となっています。陣痛室にいらっしゃる間は、時間に制限なく面会することができます(ただし、設備上の問題があるため、1人または2人でお願いします。なお、面会は、赤ちゃんのお父様、赤ちゃんのご兄弟、赤ちゃんの祖父母の方に限らせていただいております。)
また、母児同室をしているので、感染予防のため、上記以外の方の面会(病棟内への立ち入り)はお断りしています。また、発熱・発疹・咳など風邪症状のある方や体調のすぐれない方は面会をご遠慮ください。
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病棟見学はできますか?
感染予防、防犯上の観点より行っていません。病棟の様子については、外来で写真によるご紹介をしています。
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赤ちゃん交流会はありますか?
現在コロナ感染症のリスク回避のため休会しております。再会の目処がつき次第、当ホームページでお知らせいたします。
さまざまな疾患に対応し、根治とQOL向上を目指しています
悪性腫瘍から不妊症まで、さまざまな疾患に対応するために、開腹手術、腹腔鏡下手術などを行っています。現在、2019年手術総症例数840件(悪性腫瘍手術110件、内視鏡手術328件、帝王切開261件、その他の開腹手術等108件)です。日本婦人科腫瘍学会専門医2名・日本がん治療認定医機構認定医を中心に進行がん手術も積極的に行なっています。また、病気を治すという発想だけではなく、患者さんの生活の質(QOL)を上げるにはどうすればいいかという観点も取り入れて、手術方法を考えるように努めています。
なるべく体に負担をかけない、低侵襲治療を導入
当院は、日本産科婦人科内視鏡学会認定研修施設・登録施設であり、ロボット支援下婦人科悪性腫瘍手術登録施設です。現在、日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医が3名在籍し、一般には開腹手術を行なうような子宮筋腫、卵巣腫瘍等の良性疾患や更には悪性疾患においても、積極的に腹腔鏡手術を取り入れています(当院では良性子宮疾患と子宮がんに対して、ロボット支援手術「ダビンチ」もお選びいただけます。初期子宮体癌に対するダビンチ手術は、2018年4月に保険適応となりました/詳しくはこちらをご覧ください)。不妊症に対しても、腹腔鏡下手術を導入して、数多くの治療を行っています。さらに腹腔鏡下手術で卵管開口や卵管端々吻合などを行ったり、腹腔鏡下子宮筋腫核出術などの高度な腹腔鏡下手術も数多くこなし、傷が小さく、術後腹腔内癒着の少ない、患者さんに優しい医療を目指しています。
婦人科がんに対する治療について
当院は、日本婦人科腫瘍学会専門医制度指定修練施設であり、婦人科腫瘍専門医、放射線科専門医(診断・治療)、認定病理医を中心としたチーム医療により、より正確な診断に基づいたより的確な治療を目指しています。
日本婦人科腫瘍学会編の各種治療ガイドラインや取り扱い規約に沿い、現時点で広くコンセンサスが得られ、適正と考えられる治療を行っています。
手術・化学療法・放射線療法を組み合わせた集学的治療が可能です。
各種がん根治手術を行っています。適切と判断される場合には、希望の方に妊孕性温存手術・機能温存手術を行っています。また、必要な場合には、消化器外科・泌尿器科の協力のもと、拡大手術を行っています。
専門医による放射線治療、化学放射線治療に対応しています。
アメニティーにすぐれた環境での、外来(日帰り)化学療法が可能です。
確かな技術と豊富な経験をもった認定医・専門医を多数擁しています
日本周産期新生児医学会暫定指導医(1名)、周産期(母胎・胎児)専門医(1名)、日本婦人科腫瘍学会専門医(1名)、日本がん治療認定医機構認定医(2名)、日本臨床細胞学会細胞診指導医(1名)、日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医(3名)、日本内視鏡外科学会技術認定医(3名)、日本生殖医学会生殖医療専門医(2名)、日本女性医学学会女性ヘルスケア(1名)専門医をスタッフに擁し、日本産科婦人科学会専門医制度卒後研修指導施設になっております。また慶應義塾大学医学部産婦人科学教室、東海大学医学部産婦人科学教室、聖マリアンナ医科大学産婦人科学教室、北里大学医学部産婦人科学教室、湘南鎌倉総合病院産婦人科医局とも連携を取り、幅広い診療と豊富な症例数を扱っております。
- 日本産科婦人科学会専門医制度専攻医指導施設
- 日本周産期新生児医学会暫定研修施設・周産期登録施設
- 日本婦人科腫瘍学会専門医制度指定修練施設・婦人科腫瘍登録施設
- 日本産科婦人科内視鏡学会認定研修施設
- 日本産科婦人科学会体外受精臨床実施登録施設
- ロボット支援下婦人科悪性腫瘍手術実施登録施設
- 腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術の施設基準登録施設
- 生殖医療専門医制度認定研修施設
- 母体保護法指定医師指定研修機関
- 日本女性医学学会女性ヘルスケア専門医認定研修施設
毎月第3土曜日に開催しております「リプロ学級」は、
新型コロナの影響を考慮し本年の実施を中止いたします。
リプロダクション(生殖医療)外来通院中の方へ
初期治療から体外受精まで、親身で着実な治療を行います
当院は生殖医療専門医制度認定研修施設・生殖補助医療実施医療施設として登録されており、大学病院レベルの、系統だった不妊症検査、治療を行っています。
当院は、医師(生殖医療専門医2名)、看護師(不妊症看護認定看護師、生殖医療コーディネーター)、臨床検査技師(生殖補助医療胚培養士、認定臨床エンブリオロジスト、体外受精コーディネーター)など国家資格に加えて、さらに生殖医療に関する知識・技術を習得し、認定資格を取得したスタッフが中心となって診療にあたっています。
スタッフが横の連絡を密にとりながら、小回りの利く親身の診療で、不妊症の初期治療から体外受精まで、慎重にステップアップしていきます。また、無事に妊娠された患者さんに関しても、充実した周産期管理システムのもと、安心して分娩まで行なっていただけます。
一人ひとりに合った最適な方法により、高い実績を誇ります
当院の前身である済生会神奈川県病院では、平成元年より体外受精・胚移植を行っており、平成4年には、県内初の凍結胚移植での妊娠・出産に成功しています。また、顕微授精にも力を入れており、泌尿器科とも協力しつつ、精巣精子を用いた顕微授精も積極的に実施しています。
一般不妊検査かつ治療から患者さんの状況に合わせ、人工授精や生殖補助医療(体外受精・顕微授精・胚移植・胚凍結)を用いた治療を行っていきます。なお、2019年の生殖補助医療治療周期は173周期でした。刺激周期採卵または自然周期採卵とするかは患者さんの状態で選択しています。
子宮筋腫や卵巣嚢腫などで手術を検討する場合、妊娠を考えた際に患者さんのメリットが大きいと判断した場合に提案させていただき当院で対応させていただきます。
効率的に検査を進め、妊娠に至るために最善と思われる治療法を提案させていただきますが、ご夫婦のお気持ちも確認しながら治療を進めていきます。
主な検査項目
- 感染症(肝炎、HIV、梅毒、風疹)約10,000円(自費)
- 低温期・高温期採血 各約1,650円
- LH-RH、TRHホルモン負荷試験 約10,000円
- 子宮内膜組織検査 約3,700円
- 子宮卵管造影検査 約2,200円
- 卵管通気・通水検査 約3,000円
- 精液検査 約5,000円(自費)
- フーナーテスト(性交後試験)約3,200円(自費)
- AMH(抗ミュラー管ホルモン:卵巣年齢検査)約10,000円(自費)
- 抗精子抗体採血 約11,000円(自費)
- 染色体検査 妻:約36,000円 夫:約39,000円(自費)
主な治療項目
- 排卵障害などのホルモン治療
- 子宮鏡・腹腔鏡による治療
- タイミング指導
- 人工授精 約11,000円(自費)
- 体外受精関連(全て自費)
- 採卵 100,000円
- 精子調整料 40,000円
- 顕微授精 60,000円
- 卵活性化 10,000円
- 受精卵長期培養 40,000円
- 胚移植 60,000円
- SEET法 10,000円
- 受精卵凍結保存 60,000円
- 精子凍結保存 30,000円
- 卵子凍結保存 5個まで60,000円 6個以上100,000円
- 凍結保存延長料(胚) 20,000円/年
- 凍結保存延長料(精子) 10,000円/年
- 凍結保存延長料(卵) 1個あたり5,000円/年
- 凍結受精卵融解 50,000円
- アシストハッチング 30,000円
- 精巣精子回収術 約200,000円
特定不妊治療費助成制度について
当院は、神奈川県内の特定不妊治療費助成事業の指定医療機関です。この制度を利用することにより、医療保険の適用されない特定不妊治療(体外受精・顕微授精)に要する費用の一部が助成されます。詳細は当センターまで直接お問い合わせください。
FAQ
予約について
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紹介状がないと診てもらえないのでしょうか?
リプロダクション室は紹介状なしで受診することができます。ただし、初診時の選定療養費として税込5,500円をご負担いただきます。他院での治療経過のある方は、紹介状をお持ちいただけると、これまでの治療経過が把握しやすくなります。
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完全予約制なのでしょうか?
予約なしでおかかりになれます。受付時間内にお越しください。また、2019年9月9日から初診予約も承っております。詳しくはこちらをご覧ください。
診療について
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診療時間はどのようになっていますか?
初診受付は月~金(平日)の午前8時30分~11時00分までとなっています。再診受付は同じく月~金(平日)の午前8時30分~11時00分、午後は14時00分~15時30分までとなっています。基本的に診察開始時間は10時00分からとなっていますが、処置・検査の関係で前後することがあります。
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不妊検査の流れは?
月経周期に合わせて、必要な検査を行います。主な検査項目には、採血(感染症、一般検査、低温期・高温期ホルモン値)、子宮内膜検査、子宮頚管粘液検査、超音波検査、子宮卵管造影検査、フーナーテスト、精液検査、内分泌負荷テスト、通気・通水検査、子宮鏡検査、腹腔鏡検査、染色体検査等があります。検査内容につきましては、毎月第3土曜日10時からの看護師が「リプロ学級」にて詳しくご説明しておりますので、ぜひご参加ください。
また、不妊治療における様々なお悩みについて、個別にてご相談をお受けしています。合わせてご利用ください。 -
リプロ学級のご案内
毎月第3土曜日の10:00から当院4階研究室2におきまして、リプロ学級を開催しています。当院に受診されている方を始め、未受診の方もご参加いただけます。ただし、ご夫婦以外のご参加はご遠慮いただいておりますので、ご了承ください。費用無料・予約不要。(2020年2月19日更新:本年度の当学級は新型コロナの影響を考慮し中止いたします。)当日の流れ
10:00 当院における不妊検査の話
10:50 栄養の話
11:10 体外受精学級
途中までの参加も可当日は、救命救急センター出入り口よりお入りいただき、エレベーターで4階までお越しください。
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リプロダクション相談外来のご案内
自分の身体のこと、検査や治療など気に掛かっているけれどもこんなこと相談していいのかな? 具体的にどのようにしてこれからの治療と仕事の両立を考えていけま良いの相談したいな。治療のステップアップについて話を聞いてみたいな……。こんなこと相談していいのかな……? 身近に相談できる人がいなくてつらいな……話をゆっくり聞いてほしい――等、様々なことでお悩みになっていませんか?
些細な悩みだとご自身で思われていることも、時には重要な内容が隠れている場合もあります。一緒にお話しして考えていきましょう。
日時:毎月第3土曜日 9:00~13:00
場所:リプロダクション外来個室
費用:1,500円(30分)※最大1時間まで
お申込み:リプロダクション外来へお電話(TEL 045-576-3000 平日14:00~17:00受付)いただくか、ご来院された際に22番ブロック受付もしくはリプロダクション外来看護師までお声掛けください。
不妊症看護認定看護師とご夫婦、もしくはご本人またはパートナーの方それぞれとの個別面談になります。
ご不明な点はリプロダクション外来看護師までお尋ねください。
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不妊検査がすべて終わるまでどの位かかりますか?
おおよそ1~3ヶ月の期間をお考えください。月経周期に合わせて各々の検査を行っていきます。 -
体外受精は入院になりますか?また、費用はどの位かかりますか?
日帰りで行っております。費用は、胚移植まで行って約30万~35万円となります。なお、方法等によって費用は変わります(「主な治療費用」参照)。
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夫も一緒に治療してもらえますか?
必要に応じて泌尿器科と連携を取り、治療を受けることができます。
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妊娠後はどうなるのでしょうか?継続治療を希望しているのですが?
産科と連携を取っておりますので、引き続き当院で妊婦健診から出産まで対応できます。当院は、24時間救急および小児科、NICUも設置されておりますので、万一の際もスムーズに対応いたします。 -
妊孕性温存のための治療は行っていますか?
悪性疾患等の治療(化学療法・放射線治療など)の影響によって、生殖機能が低下したり、失われることがあるため、各疾患の主治医の先生およびご本人と相談の上、希望と適応があれば、精子や受精卵の凍結保存を行います。なお、現在のところ当院では未受精卵子および卵巣組織の凍結は行っておりません。
施設・そのほかについて
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病院、待合室はどのような雰囲気ですか?
総合病院になります。明るく、廊下もゆったり取られております。リプロダクション室の待合室は別に区切られており、静かなリラックス空間となっております。
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周りに妊婦さんがいると辛いのですが…
科とは別受付になっており、待合室も別になっておりますので、お待ちの間、妊娠中の方と顔を合わせることはほとんどありません。ただし、第2子希望の方が小さなお子さんを連れて来られることはあります。
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第2子妊娠希望なのですが、上の子を連れて行っても大丈夫でしょうか?
はい、大丈夫です。お子さんをお連れの場合、可能であれば、午後の診察をお願いしています。
他科の患者さんと接することのない
落ち着いた待合室
広々とした診察室
ピンクを基調とした明るい雰囲気の採卵室
清潔感のある採精室
静かにお休みいただける回復室
設備と環境の整った培養室


安心できる医療環境の中でアットホームな出産をしませんか
助産師は、助産師国家資格を持ち、正常な妊産婦のケアを行ってよいとされています。正常な妊娠経過をたどっている方を対象に、妊娠中から出産、産後まで助産師が中心となり継続的に支援していきます。 当院では、院内助産分娩システムを『Rainbow』と呼んでいます。Rainbowの由来は、子どもは未来への懸け橋であるということから、また、7色の虹を助産師が関わる7つの時期に合わせて・・・ (1) 妊娠初期 (2)妊娠中期 (3)妊娠後期 (4)分娩期 (5)産褥期 (6)退院後 (7)そしていつまでも お母さんと赤ちゃん、その家族をずっと支えたいという意味を込めました。 Rainbowスタッフは7年目以上のキャリアを持つ助産師で構成されております。

院内助産分娩システムRainbowを利用できる方
院内助産分娩システム(Rainbow)の基準にあてはまる方がご利用いただけます。 院内助産分娩システム(Rainbow)の基準については外来にてお問い合わせください。
実際のようす
- 外来診察室
- 院内助産分娩システム(Rainbow)で行っている指導
- 自分の産む力を引き出し、自分らしい出産にするために毎回保健指導を行っています。 体重管理、食事指導、出産に向けた心構え(本人・夫・家族)、出産準備、母乳育児へ向けた準備など、1人1人の状態に合わせた内容をお話しします。
- 院内助産室
- アットホームなお部屋で、陣痛時期から出産前後までをご家族と一緒に過ごすことが出来ます。 分娩台というものは特に設けておりません。ご希望される場所(ベッド、ソファー、床など)と、お好きなスタイル(フリースタイル)で出産することができます。
料金について
妊婦健診・分娩ともに医師外来と同額になります。妊婦健診で補助券もご利用になれます。
ご利用された方の声
Q&A
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分娩予約はどのようにしますか?
通常の分娩予約と一緒です。本ページ「産科について」の「予約外で受診される方へ」をご覧ください。 -
院内助産分娩システム(Rainbow)を希望しますが、手続きを教えてください。
分娩予約後、希望される方は妊娠16週頃までの外来受診時にお申し出ください。お申し出があった時点で基準に照らし合わせ、可能であれば院内助産分娩システム(Rainbow)をお受けいただけます。 -
分娩予約をして以降、近所のクリニックなどで妊婦健診を受けることはできますか。
院内助産分娩システム(Rainbow)を希望される方は、当院で妊婦健診を受けていただきます。そのため、里帰り分娩はできません。 -
出産のみ院内助産分娩システム(Rainbow)を利用できますか?
できません。助産師と一緒に妊娠中からお産のイメージや体づくりを相談していくため、院内助産分娩システム(Rainbow)の外来を受診していただくことが基本となっています。 -
妊婦健診や分娩で異常があった場合の対処を教えてください。
助産師が医師と密に連携し、迅速に対応させていただきます。 積極的な医療介入が必要な場合は、速やかに医師の外来受診や医師立会いのもとでの出産(帝王切開も含む)に切り替えます。 -
出産の体位について教えてください。
様々なスタイルを取り入れており、産婦さんのご希望される体位で出産していただけます。ただし、母児の状況により変更していただくこともございます。 -
会陰切開はしますか?
会陰切開は医療行為となるため、基本的に助産師は行いません。必要な場合は医師へ依頼して行います。また表皮の軽い裂傷で出血のないものは、縫合を行わず経過をみていきますが、縫合が必要な場合は、医師に処置を依頼します。 -
赤ちゃんに何かあった時の対処を教えてください。
24時間新生児科の医師が常駐しています。医師と連携し迅速に対応させていただきます。 -
面会について教えてください。
病棟基準と同じく面会時間は、13:00~20:00(時間厳守)です。面会できる方は、赤ちゃんのお父さん、赤ちゃんのご兄弟・姉妹そして祖父母です。ご友人や、赤ちゃんの叔父叔母などは面会できません。 また、風邪症状(発熱、発疹、咳、下痢、嘔吐など)のある方や体調のすぐれない方は面会をご遠慮ください。 -
院内助産室の見学はできますか?
感染予防と防犯上の観点から行っていません。院内助産室の様子については、写真をご覧ください。 -
院内助産分娩システム(Rainbow)の妊婦健診スケジュールを教えてください。
妊娠24週から助産師による健診が始まります。決まった時期には医師による健診も行い、助産師と医師で連携しながら診療を進めていきます。予定日を超えた場合は、より綿密な管理を必要とするため医師の健診になります。 -
院内助産分娩システム(Rainbow)では立ち会い出産はできますか?
ご主人、産まれてくる赤ちゃんのご兄弟、お母さんなど、病棟の面会制限内の方で、産婦さんとご家族の両方がお望みの方はどなたでも出産に立ち会っていただけます。 -
院内助産分娩システム(Rainbow)での妊婦健診の料金を教えてください。待ち時間はどのくらいですか?
医師の健診と同額になります。補助券もご使用いただけます。 完全予約制のため、お待たせする事なく、健診を受けることができます。 -
初めてのお産のため何を質問したらいいかわかりません。
ご安心ください。その様な方のために私たち助産師がいます。健診の枠の中で、たくさんお話しをしながら、不安を期待にかえて一緒に出産を迎えましょう。
祝!Rainbowを利用された方が100名を超えました(2015年7月現在)
おかげさまで2011年に開設した当院内助産分娩システムRainbowで分娩された方が100名を超えました! 最近ではリピーターの方も増え職員一同とても嬉しく思っております。 また、4月からは新たに外来ブースが新設されました。 これから院内助産を利用しようと考えておられる方、私たちと一緒に自分らしいお産、自然な分娩を目指してみませんか?自分らしいお産を目指すには、まず妊娠中から自分の体と心に今一度しっかり向き合うことが大切です。私たちも妊娠中から退院後まで手厚くお手伝いさせていただきます。今後ともよろしくお願いします。
最後に・・・
今後も皆さんがより良い出産に向かうことができるよう、スタッフ一同、一緒に頑張っていきます。 これから当院での出産をお考えの方で、院内助産分娩システムRainbowを希望される方は、ぜひ妊娠16週までに外来で声をおかけ下さい。お待ちしています。
スタッフ紹介
レディースセンター長 秋葉靖雄(あきばやすお) 慶應義塾大1990年卒 |
専門分野 |
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周産期、不妊症、腹腔鏡下手術 | |
学会専門医・認定医 | |
日本産科婦人科学会産婦人科専門医・指導医 日本専門医機構認定産婦人科専門医 日本周産期・新生児医学会暫定指導医 日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医・評議員 日本内視鏡外科学会技術認定医 日本臨床細胞学会細胞診専門医 日本女性医学会暫定指導医 母体保護法指定医 慶應義塾大学医学部非常勤講師 厚生労働省開催指針準拠 緩和ケア研修会修了 臨床研修指導医 |
|
産科部長 リプロダクション室長 伊藤めぐむ(いとうめぐむ) 東海大1999年卒 |
専門分野 |
不妊症、腹腔鏡下手術、周産期 | |
学会専門医・認定医 | |
日本産科婦人科学会産婦人科専門医・指導医 日本専門医機構認定産婦人科専門医 日本生殖医学会生殖医療専門医 厚生労働省開催指針準拠 緩和ケア研修会修了 臨床研修指導医 新生児蘇生法「専門」コース修了 博士(工学) |
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婦人科部長 御子柴 尚郎(みこしばたかお) 昭和大2002年卒 |
専門分野 |
周産期、腹腔鏡下手術、悪性腫瘍 | |
学会専門医・認定医 | |
日本産科婦人科学会産婦人科専門医・指導医 日本専門医機構認定産婦人科専門医 日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医 日本内視鏡外科学会技術認定医 日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医 日本がん治療認定医機構認定医 ロボット支援手術認定医 日本ロボット外科学会 国内B級ライセンス 厚生労働省開催指針準拠 緩和ケア研修会修了 臨床研修指導医 |
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医長 比嘉誠子(ひがせいこ) 筑波大2006年卒 |
専門分野 |
周産期、腹腔鏡下手術、手術一般、不妊症 | |
学会専門医・認定医 | |
日本産科婦人科学会産婦人科専門医・指導医 厚生労働省開催指針準拠 緩和ケア研修会修了 臨床研修指導医 |
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医長 佐々木拓幸(ささきひろゆき) 金沢大2009年卒 |
専門分野 |
周産期、腹腔鏡下手術、不妊症、婦人科腫瘍 | |
学会専門医・認定医 | |
日本産科婦人科学会産婦人科専門医 日本周産期・新生児医学会 周産期(母体・胎児)専門医 日本生殖医学会生殖医療専門医 日本がん治療認定医機構認定医 女性ヘルスケア専門医 日本産科婦人科遺伝診療学会認定医(周産期) 厚生労働省開催指針準拠 緩和ケア研修会修了 医学博士 |
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医長 祝井麻希(いわいまき) 東京医科大2010年卒 |
専門分野 |
不妊症、周産期、腹腔鏡下手術、手術一般 | |
学会専門医・認定医 | |
日本産科婦人科学会産婦人科専門医 厚生労働省開催指針準拠 緩和ケア研修会修了 |
|
医員 田口圭祐(たぐちけいすけ) 岩手医科大2012年卒 |
専門分野 |
周産期、腹腔鏡下手術、悪性腫瘍、手術一般 | |
学会専門医・認定医 | |
日本産科婦人科学会産婦人科専門医 ロボット支援手術認定医 厚生労働省開催指針準拠 緩和ケア研修会修了 |
|
医員 水戸裕二朗(みとゆうじろう) 東海大2013年卒 |
専門分野 |
産婦人科全般、手術一般 | |
学会専門医・認定医 | |
日本産科婦人科学会産婦人科専門医 厚生労働省開催指針準拠 緩和ケア研修会修了 |
|
医員 三辻礼美(みつじひろみ) 近畿大2013年卒 |
専門分野 |
産婦人科全般、手術一般 | |
学会専門医・認定医 | |
日本産科婦人科学会産婦人科専門医 厚生労働省開催指針準拠 緩和ケア研修会修了 |
|
医員 小笠原あゆみ(おがさわらあゆみ) 東京女子医科大2015年卒 |
専門分野 |
産婦人科全般、手術一般 | |
学会専門医・認定医 | |
日本産科婦人科学会産婦人科専攻医 厚生労働省開催指針準拠 緩和ケア研修会修了 |
|
シニアレジデント 葉室明香(はむろあすか) 兵庫医科大2015年卒 |
専門分野 |
産婦人科全般、手術一般 | |
学会専門医・認定医 | |
日本産科婦人科学会産婦人科専攻医 | |
シニアレジデント 折田智彦(おりたともひこ) 大分医科大1998年卒 |
専門分野 |
産婦人科全般、手術一般、救急医学 | |
学会専門医・認定医 | |
日本産科婦人科学会産婦人科専攻医 日本救急医学会専門医 日本IVR学会専門医 日本脈管学会専門医 日本蘇生学会指導医 日本旅行医学会認定医 ACLSプロバイダー BLSプロバイダー JATECプロバイダー JPTECプロバイダー AISコーディングプロバイダー DIRECT研究会幹事 横浜市北部救急委員会副委員長 横浜市消防局救命指導医 厚生労働省開催指針準拠 緩和ケア研修会修了 日本医師会認定産業医 |
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専門部長 小西康博(こにしやすひろ) 慶應義塾大1983年卒 |
専門分野 |
周産期、不妊症、腹腔鏡下手術 | |
学会専門医・認定医 | |
日本産科婦人科学会産婦人科専門医 日本専門医機構認定産婦人科専門医 日本産科婦人科内視鏡学会評議員・技術認定医 日本内視鏡外科学会技術認定医 母体保護法指定医 厚生労働省開催指針準拠 緩和ケア研修会修了 臨床研修指導医 |
確かな技術と豊富な経験をもった認定医・専門医を多数擁しています
日本周産期新生児医学会暫定指導医、母胎・胎児専門医暫定指導医、日本婦人科腫瘍学会専門医(1名)、日本がん治療認定医機構認定医(2名)、日本臨床細胞学会細胞診指導医(1名)、日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医(3名)、日本内視鏡外科学会技術認定医(4名)、日本生殖医学会生殖医療専門医(2名)、日本女性医学学会女性ヘルスケア専門医(1名)をスタッフに擁し、日本産科婦人科学会専門医制度卒後研修指導施設になっております。また慶應義塾大学医学部産婦人科学教室、東海大学医学部産婦人科学教室、聖マリアンナ医科大学産婦人科学教室、北里大学医学部産婦人科学教室、湘南鎌倉総合病院産婦人科医局とも連携を取り、幅広い診療と豊富な症例数を扱っております。
- 日本産科婦人科学会専門医制度専攻医指導施設
- 日本周産期新生児医学会暫定研修施設・周産期登録施設
- 日本婦人科腫瘍学会専門医制度指定修練施設・婦人科腫瘍登録施設
- 日本産科婦人科内視鏡学会認定研修施設
- 日本産科婦人科学会体外受精臨床実施登録施設
- ロボット支援下婦人科悪性腫瘍手術実施登録施設
- 腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術の施設基準登録施設
- 生殖医療専門医制度認定研修施設
- 母体保護法指定医師指定研修機関
- 日本女性医学学会女性ヘルスケア専門医認定研修施設
概要
新専門医制度施行に伴い、当院産婦人科は4大学+総合病院(慶應義塾大学医学部産婦人科学教室、東海大学医学部産婦人科学教室、聖マリアンナ医科大学産婦人科学教室、北里大学医学部産婦人科学教室、湘南鎌倉総合病院産婦人科医局)の連携施設であり、これらの施設と相互の研修プログラムを組んでおります。特に湘南鎌倉総合病院との連携は、大学組織に帰属することなく大規模な総合病院における研修の中で専門医取得を目指すことができ、さらに希望によっては地域研修を含めて横浜-湘南地区で研修を完結することも可能な全国の中でも数少ない貴重なプログラムであります。詳細な研修状況につきましては、個別に御相談を承れると思いますので、お気軽にお問合せ下さい。
後期臨床研修は、前期臨床研修で得た幅広い臨床知識を土台としてさらに深い専門的知識や技術を獲得しながら、医師として進むべき道を決定していく重要な時期であります。その点を踏まえて悔い無き研修が受けられるような環境作りをスタッフ一同考えております。
済生会横浜市東部病院の現状を挙げますと2019年分娩件数1,089件、神奈川県周産期母子医療センター(旧:神奈川県周産期3次救急中核病院)として2019年緊急搬送受入症例数51件、手術総症例数840件(悪性腫瘍手術110件、内視鏡下手術328件含む)、体外受精周期173周期であります。日本周産期・新生児学会の暫定研修施設にも指定されており、母胎・胎児専門医暫定指導医(1名)、周産期(母体・胎児)専門医(1名)、日本婦人科腫瘍学会専門医(2名)、日本臨床細胞学会細胞診専門医(1名)、日本がん治療認定医機構認定医(3名)、日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医(4名)、日本内視鏡外科学会技術認定医(4名)、日本生殖医学会生殖医療専門医(2名)、日本女性医学学会女性ヘルスケア専門医(2名)をスタッフに擁し、幅広い診療と豊富な症例数を扱っております。
産婦人科専門医を目指すことは当然ながら、subspecialtyとして専門医・認定医を目指すことも十分可能であります。特に内視鏡技術認定医、日本婦人科腫瘍学会専門医、生殖医療専門医を取得するための環境が充実しており、おおいに期待出来る分野であります。
さらに済生会横浜市東部病院では小児科の充実と共に周産期医療の発展を目指しており、周産期関連の研修の充実も満たされております。
- 日本産科婦人科学会専門医制度専攻医指導施設
- 日本周産期新生児医学会暫定研修施設・周産期登録施設
- 日本婦人科腫瘍学会専門医制度指定修練施設・婦人科腫瘍登録施設
- 日本産科婦人科内視鏡学会認定研修施設
- 日本産科婦人科学会体外受精臨床実施登録施設
- ロボット支援下婦人科悪性腫瘍手術実施登録施設
- 腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術の施設基準登録施設
- 生殖医療専門医制度認定研修施設
- 母体保護法指定医師指定研修機関
- 日本女性医学学会女性ヘルスケア専門医認定研修施設
「目標」
産婦人科診療全般の知識と技能を習得することが第一の目標となる。学会活動にも積極的に参加して臨床研究についての知識を深めて専門医を目標とした資質の向上を目指す。さらにsubspecialtyの知識・技能・資格を取得するべく準備を図っていく。
新プログラム詳細については、お問合せ下さい。