整形外科

整形外科について

整形外科では、外傷・変性疾患・リウマチ・スポーツ整形等、運動器外傷、疾患の殆どの領域を扱っています。
上肢外科・脊椎脊髄外科・下肢外科・リウマチ・スポーツ整形外科などの分野の専門医と、これから専門を決めるために整形外科一般を学ぶ若手研修医が協力して診療にあたります。
有効性の認められた最新の治療法を積極的に取り入れる一歩先の医療に取り組むことは言うまでもなく、他施設で治療に難渋している患者さんの治療をお引き受けすることも当院の使命と考えています。
これからも近隣の医療機関との連携を保ちつつ、横浜市東部地区の中核病院として機能することを目標にしてまいります。

初診で紹介状をお持ちの方は予約が可能です。詳しくはこちらをご覧下さい。

対象疾患

主な診療内容 

上下肢骨折
骨盤骨折
手外科 脊椎・脊髄損傷 骨粗鬆症椎体骨折
頸椎症性脊髄症
神経根症
脊椎側弯症
後側弯症
腰部脊柱管狭窄症 骨粗鬆症
変形性股関節症 大腿骨頭壊死症 乳児股関節検診 変形性ひざ関節症(HTO)
変形性膝関節症(TKA) 膝前十字靭帯損傷 半月板損傷 スポーツ外傷・障害
関節リウマチ 膠原病

「上下肢骨折・骨盤骨折」

上下肢骨折に対しては、髄内釘、ロッキングプレート、MIPO(最少侵襲プレート固定法)、創外固定など最新の技術を取り入れ、可及的に最小侵襲手術を行っています。感染性偽関節や骨欠損、脚長不等に対しては骨輸送や骨延長などによる治療も行っています。救急科から連絡を受けた開放骨折や骨盤骨折、多発骨折などには緊急対応、緊急手術を行っています。重度の骨盤骨折に対しては、後遺障害の予防のため、積極的に骨接合術を行なっています。

「手外科」

日常的に見られるばね指やドケルバン病などの腱鞘炎、手根管症候群・肘部管症候群などの末梢神経障害、手の外傷(骨折、腱損傷、神経損傷)、リウマチやその他の原因による手・指の関節炎、手の腫瘍、腕神経叢損傷、など幅広く扱っています。手根管症候群に対しては患者さんの希望により、鏡視下手根管開放術または手掌内小切開による手根管開放術を選択しています。指尖損傷については植皮や皮弁形成を用いないocclusive dressingを行っています。
「手外科外来」詳細ページへ

「脊椎損傷・脊髄損傷」

当院は三次救急病院ですので、救急部と連携を取り緊急手術にも対応しています。脊椎損傷、脊髄損傷に対しては、手術による脊髄神経圧迫因子の除去や脊椎固定による神経障害の改善、脊柱安定化を図り、早期離床・早期リハビリテーションによる社会復帰を目指しています。

「骨粗鬆症性椎体骨折」

骨粗鬆症を基礎疾患に持つ高齢者脊椎(圧迫)骨折に対しては、薬物療法(最新の骨粗鬆症薬、消炎鎮痛薬の投与)、装具療法(コルセット作製)を行います。椎体圧潰の進行や偽関節化、神経障害が出現した場合は、椎体形成術や脊椎固定術を施行します。当院では保存療法から経皮的椎体形成術(Balloon Kyphoplasty:BKP)、前方固定術、後方固定術と全ての外科手術に対応し、症例に応じて適切な治療方法を選択し行っております。

経皮的椎体形成術(Balloon Kyphoplasty:BKP)

「頚椎症性脊髄症・神経根症」

頚椎症性脊髄症に対しては保存的治療無効例に対して脊柱管拡大術を行っています。手術は後方支持組織を温存する低侵襲な選択的椎弓形成術(白石式後方除圧術、スキップラミネクトミー)を行い、手術翌日から離床可能です。また術後装具も必要ありません。頚椎症性神経根症は保存療法無効例に対して、後方除圧術や前方除圧固定術を施行しています。

手術前
手術後

「脊椎側彎症・後側彎症」

思春期特発性側彎症はレントゲン検査を含む定期的な検診を行い、治療の必要な例には装具療法や、手術の必要な例には矯正固定術を行っています。手術は症例に応じて前方固定術や後方矯正固定術を行っています。成人脊柱変形(側彎症・後側彎症)は症例に応じて矯正固定術を行います。非常に難易度の高い手術ですが、当院では県内でも数少ない日本側彎症学会の委員も務める側弯症専門医が担当しています。 毎月第1・3月曜日午後1時から午後3時に専門外来として『側彎症外来』を行っております。

「腰部脊柱管狭窄症」

腰部脊柱管狭窄症は、保存療法の効果ない例に対して後方除圧術(開窓術)を行っています。手術は後方筋組織を温存するように低侵襲な棘突起縦割式椎弓切除術を行い、手術時間は1椎間で30‐40分程度で、手術翌日から離床可能です。脊椎不安定性のあるような場合は脊椎後方固定術(PLIF)を併用します。症例に応じて低侵襲手術(MIS-TLIF, MISt)も行っています。他院での術後経過不良例や多数回手術症例(MOB)に対する救済手術にも積極的に取り組んでいます。

「骨粗鬆症」

2015年現在、日本国内の骨粗鬆症患者数は1300万人と推定され、国民の1割に達しようとしています。骨粗鬆症は骨の「正常な老化」ではなく、治療の必要な疾患であり、放置していると骨の量と質が低下し、骨折のリスクが大きくなります。骨粗鬆症は静かに進行し、背中の骨では転んだりぶつけたりといった外傷がなくても気づかないうちに骨折していることがあります。また、ちょっとしたはずみで転倒しただけで股関節の骨を骨折(大腿骨頸部骨折や転子部骨折)すると、人によっては寝たきりになってしまうことがあります。特に女性では、閉経後10年の間に急激に骨量が減少することが知られており、早期の発見と治療開始が重要です。近年、骨粗鬆症に対しては多くの治療薬が開発され、治療法も大変進歩いたしました。 当院の骨粗鬆症外来では骨密度検査、X線および血液検査とご本人の年齢、既往歴などから最適な治療法を選択し、定期的に治療効果を判定してまいります。

「変形性股関節症」

変形性股関節症は、臼蓋形成不全、大腿骨頸部骨折などの外傷の後遺障害、加齢的変化によっておこります。股関節痛や股関節の動きが悪くなり、生活動作に支障がでてきます。初期のころは、鎮痛剤や外用剤などの保存的治療を行いますが、保存的治療無効例には積極的に人工股関節置換術を行っております。手術は、810cmの皮膚切開により人工股関節置換術を行う最小侵襲・最小切開法(MIS-THA)で手術を行っています。手術翌日からの全荷重歩行訓練を行い、手術後約2週間で退院できるようにリハビリテーション指導を行っています。また、他病院では治療困難な再置換手術や臼蓋形成不全の症例には骨盤回転骨切り手術を行い、多くの股関節疾患の治療を最先端の方法で取り組んでおります。両側の股関節症の方には、患者様の健康状態や股関節症の進行具合にもよりますが、両側同時人工股関節置換手術も行い、治療期間の短縮を図っております。

「大腿骨頭壊死症」

大腿骨頭壊死症とは、大腿骨頭への血流が障害されるこことで、大腿骨頭が壊死にいたり、その後、大腿骨頭が圧潰・変形する疾患です。 大腿骨頸部内側骨折後や潜函病が原因であることもありますが、原因が不明な特発性大腿骨頭壊死症もあります。ステロイド大量療法やアルコール多飲などが背景因子として知
られています。こうしたことが原因で、大腿骨頭への血行が障害されると考えられています。骨頭が圧潰され、変形が進む場合は、変形性股関節症治療と同様に最小切開法での人工股関節置換術(MIS-THA)を行い、良好な成績をおさめています。
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「乳児股関節超音波検診」

生まれたお子様の将来的な股関節の変形をきたさないためにも、生後3~4か月に専門施設で検査することをお勧めしております。 一般的には4か月検診で股関節の動きや脚の硬さ、大腿部の皺の数により、小児科医師が股関節の検診を行っております。当院整形外科では、乳児股関節検査をレントゲンではなく、被爆のおそれがない超音波を用いた専門的な検査を行っています。検査は生後すぐから7ヶ月くらいまで可能ですが、一般的には生後3~4か月で検査をしています。検査は第1、第3水曜日 の午後14:00から16:00に予約制で実施いたしております。希望される方は整形外科受付にお問い合わせ下さい。また、股関節に不安があるお子様の相談も受け付けています。是非お立ち寄り下さい。

▶「乳児股関節検診」の詳細ページへ

「変形性膝関節症(HTO)」

ここでは、日常よく診療する「変形性膝関節症」について、およびその外科的治療法の一つである骨切り術について、良くある質問に答える形で説明します。

Q.1
変形性膝関節症とはどのような病気?
A.1

膝関節のクッションである軟骨がすり減り、関節炎や変形を生じて、痛みが起こる病気です。
日常生活の中で膝には常に負担がかかっています。骨と骨の間には軟骨と呼ばれるクッションがあり、膝関節への衝撃を和らげ吸収する役割を果たしています。加齢や病気などで軟骨が徐々にすり減ってくると、骨と骨とが直接ぶつかるようになり、膝の痛みの原因となります。

Q.2
どのような症状がみられますか?
A.2

膝が痛む、曲げ伸ばしが十分にできない、膝が腫れる、膝が変形するなどの症状が見られます。
変形性膝関節症の患者さまに良くみられる症状として、①立ち上がりに痛む、②階段の昇り降りで痛む、③正座が痛くてできないという3つの症状があります。その他にも、膝に水が溜まる、膝がO脚(X脚になる場合もあります)になるといった症状も見られます。

Q.3
変形性膝関節症の治療方法は?
A.3

まずは生活指導、運動療法、物理療法、装具療法、薬物療法などの保存的治療を行います。保存的治療で効果がえられない場合は、外科的治療(手術)を検討します。

生活指導:
体重減少や普段履いている靴の見直しで膝への負担を軽減します

運動療法:
膝に負担をかけずに、柔軟性や筋力アップに効果のある運動がお勧めです。当院では鶴見区と協力して膝痛を予防するための「ひざひざワッくん体操」を作成し、その啓発運動に取り組んでおります。また、スポーツジムでの自転車こぎや水中歩行なども効果的です。

物理療法:
ホットパック、電気刺激、超音波、マイクロ波治療などがあります。当院では外来患者様への物理療法を行っていないため、近隣のかかりつけ医への紹介を行っています。

装具療法:
整形外科外来では装具の作成も行っています。足底板、膝のサポーター(関節症の程度に応じて数種類あります)などを処方しております。また、一本杖を使用することも膝関節の負担軽減に役立ちます。

薬物療法:
消炎鎮痛剤の投与、ヒアルロン酸の関節内注射などがあります。近隣のかかりつけ医への紹介も行っておりますのでご相談ください。

Q.4
外科的治療(手術)にはどんな方法がありますか?
A.4

初期の変形性膝関節症や年齢の若い患者さん、またスポーツを積極的に行ってゆきたい患者さんに対しては、関節鏡視下手術(関節内部を関節鏡で見ながら、変形した半月板や軟骨、骨のでっぱりなどを除去する手術)や骨切り術(骨をくさび状に切ることでO脚を矯正する手術)が良い適応となります。変形が進んでいる場合や肥満、高齢の患者さまに対しては、人工の膝に置き換える「人工膝関節置換術」が良い適応となります。人工膝関節置換術は、骨を覆う金属(チタン合金、コバルトクロム合金、ジルコニアなどの材料です)とクッション(ポリエチレン)でできています。年齢、症状、肥満度、スポーツ活動の程度により手術の適応が変わりますので、分からないことがありましたら外来担当医にご相談ください。

Q.5
骨切り術はどうやって行いますか?
A.5

骨切り術でもっとも良く行われるのは「高位脛骨骨切り術」という手術です。膝下の内側を8cmほど切開します。脛骨(すねの骨)を斜めに切り、変形の程度に合わせて脛骨に角度をつけます。体重が膝の真ん中にかかるように調整したら、人工骨を間に挟み、金属のプレートで固定をします。さらに半月板の損傷や軟骨の損傷が合併している場合は、それを修復する手術を追加で行うことがあります。半月板に対しては関節鏡を用いて縫合術や部分切除術を行います。軟骨損傷に対しては、マイクロフラクチャー(小さい傷をつけて出血させることで再生を促す方法)や骨軟骨移植などを行います。

当院では合併症を減らすため高機能クリーンルームやサージカルヘルメットを準備し、患者さまがより安全・安心な手術を受けることができるよう取り組んでおります。

Q.6
入院期間とリハビリテーションについて
A.6

理学療法士に指導してもらいながら、手術翌日から起立、松葉杖を用いた歩行訓練を開始します。膝周りの筋力トレーニング、膝の曲げ伸ばしを良くする訓練、歩行・階段訓練などを行い、術後1-2週間で自宅退院となります。半月板や軟骨の処置を行った場合は、術後3週間から徐々に体重をかけ始め、術後6週間ほど松葉杖を使用していただきます。高齢の患者さん、変形の強い患者さんの場合、術後に転倒防止のための装具を使用してリハビリを行ってゆきます。

Q.7
手術前の注意点はありますか?
A.7

骨切り術を受けるまでに行っておくことについて説明します

  1. 内服中のお薬がありましたら、必ず担当医にその旨をお伝えください。血液をサラサラにする薬を内服中の場合、手術前に注視する必要があります。
  2. 喫煙者は禁煙してください。喫煙には肺機能の低下、感染リスクの増大などのデメリットがあります。最低でも、術前1ヶ月と術後1ヶ月の2ヶ月間は禁煙していただく必要があります。
  3. むし歯の治療を済ませてください。歯科医師に骨切り術を受ける旨を伝え、むし歯等の治療を済ませてください。むし歯のまま手術を受けると、術後感染症を起こすリスクが高まります。
Q.8
退院後のリハビリテーションについて
A.8

退院後も術後半年間は、膝の曲げ伸ばしや筋力訓練を自分で行うことが必要です。近所の病院での治療を希望される患者様には治療内容、レントゲンなどを添付した紹介状を作成しますので、主治医にご相談ください。

Q.9
手術後、自宅での生活はどうなりますか?
A.9

退院時にはまだ術後の痛みが残り、杖や装具を使用することが多いです。退院後の生活はなるべく洋式の生活をおくることをお勧めします。具体的には、椅子に座り、ベッドで寝起きし、洋式のトイレを用いましょう。床に直接座ったり、床に布団を敷いて寝る生活は術後数か月がたち、膝の曲げ伸ばしが十分できるようになってから始めてください。また、掃除をするときに、膝を床について拭き掃除をすることも術後膝の曲げ伸ばしが回復してから始めてください。

Q.10
旅行やスポーツは楽しめますか?
A.10

退院後6ヶ月から1年が経つと筋力が回復し違和感がなくなってくるため、旅行やスポーツも楽しむことができるようになりますが、いくつか注意点があります。旅行に際しては長時間座りっぱなしの姿勢は良くないため、定期的に膝を屈伸したり歩いたりするよう心がけましょう。スポーツに関しては、ゴルフ、ゲートボール、水泳、テニス、スキー、ハイキングなどの膝の負担が軽度から中等度の競技は楽しむことができます。サッカー、野球、登山、マラソンなど膝に大きな負荷がかかるスポーツも手術前から経験があれば楽しむことができますが、膝の曲げ伸ばしの状態、筋力の状態が十分に回復してからとなりますので、主治医にご相談ください。

Q.11
手術の合併症にはどんなものがありますか?
A.11

以下のような合併症があげられます。

① 術後の疼痛:
術後一時的な痛み、腫れ、しびれなどが出ますが、いずれも数日で治まってきます。手術当日など、痛みがつらい場合にはそのつど対応致します。

② 深部静脈血栓症:
この手術に限った合併症ではありませんが、お腹や下肢の手術をすると、下半身を動かさずに寝ていることがきっかけになって下肢の静脈の中の血液が固まり、血栓という血の固まりが出来ることがあります(深部静脈血栓症といいます)。普通この血栓は自然に無くなりますが、まれにリハビリなどの動作中に血液の流れにのって肺に運ばれ、そこでつまって突然死する事があります(肺血栓塞栓症といいます)。肺血栓塞栓症を起こすことはまれですが、何より予防が大切なので、手術の翌日から足を動かしたり、膝の曲げ伸ばしをしたりして、じっと動かないでいる時間をなるべく短くするよう指導致します(合併症予防のための早期リハビリテーション)。万一肺血栓塞栓症が生じた場合には、酸素を吸入したり、血液を固まりにくくする薬を投与したりして対応します。

③ 細菌感染:
膝関節に細菌が進入する合併症で、その発生率は2%程度とされています。主に手術中に細菌が侵入したために発生する早期感染症と、術後、歯の病気、皮膚の傷などから二次的に細菌感染を起こす遅発感染症があります。糖尿病、関節リウマチ、ステロイド治療中、透析中の方は感染率が高くなります。感染症が早期であれば、金属プレートを温存する治療が可能ですが、多くの場合で再手術が必要となります。

④ 術後出血:
当院では術後出血を減らすために、ドレーンクランプ法、薬物療法などを用いております。通常輸血を必要とするほどの出血は起こりませんが、出血量が多くなった場合には輸血を用いて対処いたします。

⑤ その他:
薬物アレルギー、ショック、神経血管損傷、など予測できない合併症が起こることもあり得ますが、そのつど対応致します。

Q.12
金属プレートは抜去する必要がありますか?
A.12

骨切り術では、矯正した骨を金属のプレートで固定します。術後1年でしっかりと骨がついていたら、金属プレートの抜去を行います。そのときに関節鏡視で膝の軟骨や半月板のチェックも行います。

Q.13
済生会横浜市東部病院で手術を受ける場合の手順を教えて下さい
A.13

外来で担当医と相談し手術を受けることが決まったら、入院の申し込み手続きと術前検査(採血、検尿、胸部レントゲン撮影、心電図、など)を行います。通常、入院は手術予定日の前日になります。内科的疾患(糖尿病、脳梗塞など)の持病を治療中の場合は、入院が早まる可能性があります。入院後に、麻酔科の先生の説明や、病棟のオリエンテーションなどを行います。

Q.14
麻酔は全身麻酔ですか?
A.14

通常は全身麻酔、下半身麻酔、神経ブロックを併用して行います。術後の痛みのコントロールのために硬膜外麻酔といって痛み止めの細い管を腰に留置しておくこともあります。当院では麻酔の方法から管理まで全て麻酔科に一任しております。入院後に麻酔科の先生の説明がありますのでご相談ください。

Q.15
費用はどのくらいかかりますか?
A.15

診療点数は保険で決められていますが、2年ごとに見直されて変更されます。また、患者さんによって保険の種類が違うため(自己負担比率の差)ばらつきがあります。入院・手術にかかる費用については、患者さんごとに概算を行うことが出来ますので、必要な方は遠慮無く担当医もしくは事務会計にお尋ねください。

「変形性膝(ひざ)関節症と人工膝関節置換術(TKA)」

ここでは、日常よく診療する「変形性膝関節症」について、およびその外科的治療法の一つである人工膝関節置換術について、良くある質問に答える形で説明します。

Q.1
変形性膝関節症とはどのような病気?
A.1

膝関節のクッションである軟骨がすり減り、関節炎や変形を生じて、痛みが起こる病気です。
日常生活の中で膝には常に負担がかかっています。骨と骨の間には軟骨と呼ばれるクッションがあり、膝関節への衝撃を和らげ吸収する役割を果たしています。加齢や病気などで軟骨が徐々にすり減ってくると、骨と骨とが直接ぶつかるようになり、膝の痛みの原因となります。

Q.2
どのような症状がみられますか?
A.2

膝が痛む、曲げ伸ばしが十分にできない、膝が腫れる、膝が変形するなどの症状が見られます。
変形性膝関節症の患者さまに良くみられる症状として、①立ち上がりに痛む、②階段の昇り降りで痛む、③正座が痛くてできないという3つの症状があります。その他にも、膝に水が溜まる、膝がO脚(X脚になる場合もあります)になるといった症状も見られます。

Q.3
変形性膝関節症の治療方法は?
A.3

まずは生活指導、運動療法、物理療法、装具療法、薬物療法などの保存的治療を行います。保存的治療で効果がえられない場合は、外科的治療(手術)を検討します。

生活指導:
体重減少や普段履いている靴の見直しで膝への負担を軽減します

運動療法:
膝に負担をかけずに、柔軟性や筋力アップに効果のある運動がお勧めです。当院では鶴見区と協力して膝痛を予防するための「ひざひざワッくん体操」を作成し、その啓発運動に取り組んでおります。また、スポーツジムでの自転車こぎや水中歩行なども効果的です。

物理療法:
ホットパック、電気刺激、超音波、マイクロ波治療などがあります。当院では外来患者様への物理療法を行っていないため、近隣のかかりつけ医への紹介を行っています。

装具療法:
整形外科外来では装具の作成も行っています。足底板、膝のサポーター(関節症の程度に応じて数種類あります)などを処方しております。また、一本杖を使用することも膝関節の負担軽減に役立ちます。

薬物療法:
消炎鎮痛剤の投与、ヒアルロン酸の関節内注射などがあります。近隣のかかりつけ医への紹介も行っておりますのでご相談ください。

Q.4
外科的治療(手術)にはどんな方法がありますか?
A.4

初期の変形性膝関節症や年齢の若い患者さん、またスポーツを積極的に行ってゆきたい患者さんに対しては、関節鏡視下手術(関節内部を関節鏡で見ながら、変形した半月板や軟骨、骨のでっぱりなどを除去する手術)や高位脛骨骨切り術(脛骨をくさび状に切ることでO脚を矯正する手術)が良い適応となります。変形が進んでいる場合や肥満、高齢の患者さまに対しては、人工の膝に置き換える「人工膝関節置換術」が良い適応となります。人工膝関節置換術は、骨を覆う金属(チタン合金、コバルトクロム合金、ジルコニアなどの材料です)とクッション(ポリエチレン)でできています。年齢、症状、肥満度、スポーツ活動の程度により手術の適応が変わりますので、分からないことがありましたら外来担当医にご相談ください。

Q.5
人工膝関節置換術はどうやって行いますか?
A.5

膝の前面を切開します。「骨棘」と呼ばれる変形した骨を切除し、大腿骨、脛骨(および膝蓋骨)の痛んだ部分を削ります。金属の形にあうように骨を形成してゆき、骨セメントと呼ばれる接着剤を用いて人工関節を骨に固着して手術を終わります。膝蓋骨(お皿の骨)も必要に応じてポリエチレンで置換します。最近では技術革新により患者さまの変形の程度や体格などにより異なりますが、10-15cmの小さい傷で手術を行うことが可能となりました。
 また、当院では人工関節手術の合併症を減らすため高機能クリーンルームやサージカルヘルメット、ナビゲーションシステムを準備し、患者さまがより安全・安心な手術を受けることができるよう取り組んでおります。

Q.6
入院期間とリハビリテーションについて
A.6

理学療法士に指導してもらいながら、手術翌日から起立、歩行訓練を開始します。膝周りの筋力トレーニング、膝の曲げ伸ばしを良くする訓練、歩行・階段訓練などを行い、術後1週間で当院と提携しているリハビリテーション病院へ転院します。術後3,4週間で歩行が安定したら自宅退院となります。高齢の患者さん、変形の強い患者さんの場合、術後に転倒防止のための装具を使用してリハビリを行ってゆきます。
膝の半分のみを置換する人工膝関節単顆置換術の場合は、術後疼痛が少なく回復が速いため、術後1週間で自宅退院となります。

Q.7
手術前の注意点はありますか?
A.7

人工膝関節置換術を受けるまでに行っておくことについて説明します

  1. 内服中のお薬がありましたら、必ず担当医にその旨をお伝えください。血液をサラサラにする薬を内服中の場合、手術前に注視する必要があります。
  2. 喫煙者は禁煙してください。喫煙には肺機能の低下、感染リスクの増大などのデメリットがあります。最低でも、術前1ヶ月と術後1ヶ月の2ヶ月間は禁煙していただく必要があります。
  3. むし歯の治療を済ませてください。歯科医師に人工膝関節置換術を受ける旨を伝え、むし歯等の治療を済ませてください。むし歯のまま手術を受けると、術後感染症を起こすリスクが高まります。
Q.8
退院後のリハビリテーションについて
A.8

退院後も術後半年間は、膝の曲げ伸ばしや筋力訓練を自分で行うことが必要です。近所の病院での治療を希望される患者様には治療内容、レントゲンなどを添付した紹介状を作成しますので、主治医にご相談ください。

Q.9
手術後、自宅での生活はどうなりますか?
A.9

退院時には杖や装具を使用することが多いですが、必ず要するものではありません。退院後の生活はなるべく洋式の生活をおくることをお勧めします。具体的には、椅子に座り、ベッドで寝起きし、洋式のトイレを用いましょう。床に直接座ったり、床に布団を敷いて寝る生活は起き上がり動作のときに膝に負担がかかるため避けることが望ましいです。また、掃除をするときに、膝を床について拭き掃除をすることは避け、掃除機などで起立したまま掃除をすることをお勧めします。

Q.10
旅行やスポーツは楽しめますか?
A.10

退院後6ヶ月から1年が経つと筋力が回復し違和感がなくなってくるため、旅行やスポーツも楽しむことができるようになりますが、いくつか注意点があります。旅行に際しては長時間座りっぱなしの姿勢は良くないため、定期的に膝を屈伸したり歩いたりするよう心がけましょう。また、人工膝関節は空港の金属探知機に反応する場合があります。人工関節の手術を受けたという証明書を発行しますので担当医にお伝えください。スポーツに関しては、ゴルフ、ゲートボール、水泳、テニス、スキー、ハイキングなどの膝の負担が軽度から中等度の競技は楽しむことができます。ただし、サッカー、野球、登山、マラソンなど膝に大きな負荷がかかるスポーツは人工膝関節の寿命を縮めることになりますのでお勧めできません。このような激しいスポーツを希望する患者様は高位脛骨骨切り術を検討しますので、主治医にご相談ください。

Q.11
手術の合併症にはどんなものがありますか?
A.11

以下のような合併症があげられます。

① 術後の疼痛:
術後一時的な痛み、腫れ、しびれなどが出ますが、いずれも数日で治まってきます。手術当日など、痛みがつらい場合にはそのつど対応致します。

② 深部静脈血栓症:
この手術に限った合併症ではありませんが、お腹や下肢の手術をすると、下半身を動かさずに寝ていることがきっかけになって下肢の静脈の中の血液が固まり、血栓という血の固まりが出来ることがあります(深部静脈血栓症といいます)。普通この血栓は自然に無くなりますが、まれにリハビリなどの動作中に血液の流れにのって肺に運ばれ、そこでつまって突然死する事があります(肺血栓塞栓症といいます)。肺血栓塞栓症を起こすことはまれですが、何より予防が大切なので、手術の翌日から足を動かしたり、膝の曲げ伸ばしをしたりして、じっと動かないでいる時間をなるべく短くするよう指導致します(合併症予防のための早期リハビリテーション)。万一肺血栓塞栓症が生じた場合には、酸素を吸入したり、血液を固まりにくくする薬を投与したりして対応します。

③ 細菌感染:
膝関節に細菌が進入する合併症で、その発生率は2%程度とされています。主に手術中に細菌が侵入したために発生する早期感染症と、術後、歯の病気、皮膚の傷などから二次的に細菌感染を起こす遅発感染症があります。糖尿病、関節リウマチ、ステロイド治療中、透析中の方は感染率が高くなります。感染症が早期であれば、人工関節を温存する治療が可能ですが、多くの場合で再手術が必要となります。関節内を洗浄する方法や、一度人工関節を抜去し感染が治ったら再度人工関節を入れなおす手術方法があります。

④ 術後出血:
当院では術後出血を減らすために、ドレーンクランプ法、薬物療法などを用いております。通常輸血を必要とするほどの出血は起こりませんが、出血量が多くなった場合には輸血を用いて対処いたします。

⑤ その他:
薬物アレルギー、ショック、神経血管損傷、など予測できない合併症が起こることもあり得ますが、そのつど対応致します。

Q.12
人工関節の素材や耐久性について教えてください
A.12

さまざまな機種により違いがありますが、大腿骨の金属はコバルトクロムもしくはジルコニウム、脛骨の金属はチタン合金で作られているものがほとんどです。金属の間に挟むクッションは高密度のポリエチレンで作られています。強固に固定しますので、人工膝関節置換術を受けられた患者様でもMRI検査を受けることは可能です。耐久性については患者さまの骨粗鬆症(骨のもろさ)の程度、術後の活動性の程度によって異なりますが、技術も道具も進歩しており、現在の人工関節は15年から20年はもつとされています。

Q.13
手術前の痛みはどの程度改善しますか?
A.13

痛みの改善に関しては、個人差が存在しますが、平均すると術後1週間で手術前の痛みより軽減し、術後3週間で約3分の1程度になります。当院では術直後の痛みを軽減するため、術中に神経ブロックや硬膜外麻酔などを行っております。これにより、術直後の痛みを軽減することができ、早期よりリハビリテーションを行うことができます。また、退院後も半年ほどすると人工関節が体に馴染んできますので更に痛みは軽減します。

Q.14
済生会横浜市東部病院で手術を受ける場合の手順を教えて下さい
A.14

外来で担当医と相談し手術を受けることが決まったら、入院の申し込み手続きと術前検査(採血、検尿、胸部レントゲン撮影、心電図、など)を行います。通常、入院は手術予定日の前日になります。内科的疾患(糖尿病、脳梗塞など)の持病を治療中の場合は、入院が早まる可能性があります。入院後に、麻酔科の先生の説明や、病棟のオリエンテーションなどを行います。

Q.15
麻酔は全身麻酔ですか?
A.15

通常は全身麻酔、下半身麻酔、神経ブロックを併用して行います。術後の痛みのコントロールのために硬膜外麻酔といって痛み止めの細い管を腰に留置しておくこともあります。当院では麻酔の方法から管理まで全て麻酔科に一任しております。入院後に麻酔科の先生の説明がありますのでご相談ください。

Q.16
費用はどのくらいかかりますか?
A.16

診療点数は保険で決められていますが、2年ごとに見直されて変更されます。また、患者さんによって保険の種類が違うため(自己負担比率の差)ばらつきがあります。入院・手術にかかる費用については、患者さんごとに概算を行うことが出来ますので、必要な方は遠慮無く担当医もしくは事務会計にお尋ねください。

「膝前十字靭帯損傷」

ここでは、スポーツに伴う膝前十字靱帯損傷に対し、当院で施行している前十字靭帯再建術について、手術の概要を質問形式で説明します。

Q.1
膝関節前十字靱帯(ACL)とは?
A.1

ACL(エーシーエル:英語のAnterior Cruciate Ligamentの頭文字)は膝関節のほぼ中心にあって、大腿骨(だいたいこつ:ふとももの骨)に対して脛骨(けいこつ:すねの骨)が前にずれないように押さえています。また、膝にひねりが加わった時にも、膝がずれないように支える役目があります(下図)。この靱帯の損傷は、急な方向転換やジャンプと着地を繰り返す競技(バスケットボール、サッカー、バレーボール、ハンドボールなど)で起こりやすいです。ACLが切れると、急な方向転換やジャンプの着地の時に膝がガクッとずれる、いわゆる「膝くずれ」が起きて、膝が頼りない感じになります。

Q.2
治療にはどんな方法がありますか?
A.2

初めてけがをした場合には、松葉杖や靱帯損傷用のサポーター(ACL用の装具が必要です)を使用して治療してゆきます。3~4週間すると、痛みが引いて日常生活に戻れます。日常生活やスポーツで膝の不安定感、膝くずれなどの症状がない場合は、落ちた筋力を回復するトレーニングをしてゆきます。膝の不安定感が残る場合には、手術を検討します。何度も膝くずれを繰り返していると膝関節が痛んできて、将来的に変形性膝関節症(膝の軟骨や半月板などのクッションがすり減り、骨の変形や痛みを生じる病気)の原因となります。特に競技レベルのスポーツに復帰を希望する人は、まず手術をして靱帯を治してから復帰することをお勧めします。靱帯のみ痛んでいる患者さまのスポーツ復帰率は約8割以上ですが、半月板や関節軟骨がすでに傷んでいる患者さまの復帰率は低下します。

ACL用装具

Q.3
手術はどうしてもしなくてはいけないのでしょうか?
A.3

ACL損傷患者さんの中で手術が必要なのは、スポーツへの復帰を希望する患者さんです。スポーツへ復帰する必要のない方は、一度日常生活に復帰して下さい。その時点で、膝くずれや不安感などのために自分の希望する生活を維持できない場合(仕事が続けられない、趣味が楽しめない)には、靭帯再建術を行うことをお勧めします。

Q.4
筋肉を鍛えれば手術せずにすみますか?
A.4

靱帯と筋肉は役割が違うので、筋肉を鍛えただけでは膝くずれを100%止めることは出来ません。ただし、怪我をしたために落ちた筋力を回復するトレーニングは非常に重要です。ACLが機能していても、筋力低下によって膝くずれを起こすことがあります。したがって、筋力強化は極めて大切ですが筋力だけで靱帯の機能を完全に補うことは出来ません。

Q.5
手術はどの様にするのでしょうか?
A.5

関節鏡という鉛筆の先くらいの細いものを使用して行います。膝の内側の腱(ハムストリング腱)と膝の前面の腱(骨付き膝蓋腱)、を使用する方法があります。当院では主にハムストリング腱を使用しており、膝から少し下に4㎝程の小切開を行います。再建靱帯は、人工靭帯を一部に使用し、関節内の部分は自分の腱を使い、骨の中や関節の外の部分には人工靱帯を使って、取る腱の長さが最小限で済むようにしています。当院では、損傷靱帯の状態によって、1本ないし2本の再建靱帯を通します。

Q.6
術後のリハビリはどう進めるのでしょうか?
A.6

入院中は、理学療法士と一緒に手術した膝のリハビリテーションを行います。また健側の筋力強化トレーニングも行います。退院後は当院もしくは自宅の近所の病院でリハビリを行ってゆきます。術後6か月程度でスポーツ復帰を目指してリハビリをすすめて行きます(表1)。その経過の目安は表1のようなものです。ただし表1に示したのはあくまでも目標で、筋力、可動域、腫れ、痛みなどの状態により、経過は個人個人で違ってきます。

リハビリテーションの進行表

Q.7
入院期間は何日でしょうか?
A.7

入院期間は最短4日(入院→手術→術後2日目に松葉杖で退院)です。ACL損傷は比較的若い患者さまが多いため、当院では仕事・学校の事情を考慮して患者さまの希望に合わせて入院期間を決めてゆきます。特に早めの退院を希望されない場合は、7日間の入院となります。半分程度の患者様が松葉杖を使用して退院します。

Q.8
学校や仕事にはいつから戻れますか?
A.8

学校やデスクワークの仕事であれば、術後1-2週間で復帰が可能です。重たいものを運ぶ、自動車の運転をする、長時間の立ち仕事などの場合、その程度により術後1ヶ月から3か月で復帰を目指します。

Q.9
スポーツへの復帰はいつ頃からできますか?
A.9

競技種目や選手の能力、リハビリテーションの状況によって変わりますが、6-12ヶ月でスポーツに復帰します。移植された腱は術後経過中に少し弱くなってから再び強くなるという生物学的な成熟過程を経て完成されて行きます。一時的に弱くなる術後2~4カ月の時期には、再建靱帯を保護しながら安全にトレーニングを進めないとゆるんだり切れたりする事故が起きます。ただがむしゃらに早くから動かせば早く復帰できるというものではありませんので、担当の医師や理学療法士の指示に従って、経過に応じたリハビリテーションを行うよう心がけて下さい。

Q.10
手術の合併症にはどんなものがありますか?
A.10

以下のような合併症があげられます。

① 術後の疼痛:
術後一時的な痛み、腫れ、しびれなどが出ますが、いずれも1週間以内に治まってきます。手術当日など、痛みがつらい場合には鎮痛薬などを使用して治療します。

② 術後知覚障害:
靱帯を作るために取る腱の近くには細い神経が通っているため、術後にすねの外側や傷の周りに感覚が薄い部分が出来ることがあります。末梢神経の障害なので徐々に回復してきますが、最終的に触覚がやや鈍ることがあります。

③ 腱採取部の影響:
膝を曲げる働きをする主な5つの筋肉(大腿二頭筋、半膜様筋、半腱様筋、薄筋、腓腹筋)のうちの1つないし2つの筋肉(半腱様筋、薄筋)からその腱を採取して再建靱帯を作ります。取った腱は1年くらい経つと再生すると言われていますが、膝を深く曲げる筋力は少し低下します。

④ 深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群):
お腹や下肢の手術をすると、下半身を動かさずに寝ていることが原因で、下肢の静脈の中に血栓という血の固まりが出来ることがあります(深部静脈血栓症といいます)。通常この血栓は自然に無くなりますが、まれにリハビリなどの動作中に血液の流れにのって肺に運ばれ、そこでつまって突然死する事があります(肺血栓塞栓症といいます)。ACL再建術で肺血栓塞栓症を起こすことは極めてまれです。術後より足の曲げ伸ばしをして、じっと動かないでいる時間をなるべく短くすることが大切な予防法となります。万一肺血栓塞栓症が生じた場合には、酸素を吸入したり、血液を固まりにくくする薬を投与したりして対処します。

⑤ 細菌感染:
手術した傷に細菌が感染すると、傷が化膿し関節に膿がたまることがあります。ACL再建術は内視鏡を使った小侵襲手術で、手術中も関節内を洗浄しながら行うため、感染を起こす率は1%以下と低リスクです。ただし一度感染が生じるとその後の治療が大変なため、抗生物質を用いて予防します。

⑥ その他:
術中出血、アレルギーなど予測できない合併症が起こることもあり得ますが、そのつど対応致します。

Q.11
済生会横浜市東部病院で手術を受ける場合の手順は?
A.11

外来で担当医と相談し手術を受けることが決まったら、入院の申し込み手続きと術前検査(採血、検尿、胸部レントゲン撮影、心電図など)を行います。通常、入院は手術予定日の前日になります。内科的疾患(糖尿病、脳梗塞など)の持病を治療中の場合は、入院が早まる可能性があります。入院後に、麻酔科の先生の説明や、病棟のオリエンテーションなどを行います。

Q.12
麻酔は全身麻酔ですか?
A.12

通常は全身麻酔と下半身麻酔を併用して行います。術後の痛みのコントロールのために硬膜外麻酔といって痛み止めの細い管を腰に留置しておくこともあります。当院では麻酔の方法から管理まで全て麻酔科に一任しております。入院後に麻酔科の先生の説明がありますのでご相談ください。

Q.13
手術をすれば一生もちますか?
A.13

手術は、あくまでも靱帯の代用物を作るもので、正常な靱帯を再生するものではありません。手術をして元通りのスポーツレベルに復帰しても、また怪我をしてACLを切ることもあります。膝の使い方によってはゆるむこともあります。また、手術の時点ですでに生じていた関節軟骨や半月板などの変性を戻すことはできませんし、これは加齢により少しずつ進行してゆきます。しかし、前十字靱帯を再建することで、将来的な軟骨や半月板の損傷リスクを抑えることはできます。

Q.14
使った金具は抜くのでしょうか?
A.14

金具はチタン合金製で、一生入れておいても問題のないものです。通常は金具の抜去は行いませんが、金具を入れた部分が痛む場合や、金属アレルギーがある場合には、術後1年以上経過すれば抜去することができます。

鶴見区ひざ痛予防対策事業に協力し、鶴見区ひざ痛予防ネットワークを構築。ひざ痛予防のための体操は「ひざひざワッくん体操」と名付けられ、現在ではDVDやYouTubeを通じて全国に発信されています。

「半月板損傷」

半月板損傷は、スポーツ外傷の中でも比較的頻度の高い疾患です。 ここでは、よくある質問に答える形で当院の治療方法につきお話してゆきます。

Q.1
半月板とはどこにあり、どんな役割をしているのでしょうか?
A.1

半月板は膝関節の大腿骨(だいたいこつ:ふとももの骨)と脛骨(けいこつ:すねの骨)の間にあり、内側にあるものを内側半月板、外側にあるものを外側半月板と呼びます。半月板は三日月状をしており、膝関節を安定させる役割や、膝関節の衝撃を和らげるクッションの役割を果たしています。その成分は70%以上が水分で、残りはコラーゲンから主に構成されています。辺縁部30%を除いては血行に乏しく、一度損傷されると修復されにくい組織です。

Q.2
半月板損傷とは?
A.2

膝に強い衝撃が加わったり、捻ったりした時に半月板に亀裂が入ると半月板損傷と呼びます。ときには半月板の損傷された部分が関節の中で引っかかることもあります。特にスポーツ中(サッカー、スキー、ラグビー、柔道など)の怪我で発症することが多いです。
半月板に含まれる水分は加齢とともに減少し、そのクッション性は低下してゆきます。そのため、高齢者では長年使用してきた半月板が擦り切れて膝の痛みの原因となることがあります。高齢者の半月板障害は多くの場合変形性膝関節症の一部分症と考えられます。

Q.3
どのような症状がみられますか?
A.3

膝関節の痛み、腫脹、引っかかり感、膝が動かない、などの症状がみられます。特に膝を深く曲げると(正座やあぐらの動作)膝関節の痛みが出ることが多いです。損傷された半月板が膝関節の中で引っかかると、膝が動かなくなる症状(ロッキング)がみられます。

Q.4
どのように診断するのでしょうか?
A.4

問診(膝を痛めたきっかけ、症状の経過など)や臨床症状(疼痛誘発検査、関節水腫など)を元に診断してゆきます。レントゲンでは半月板を見ることはできませんが、骨の損傷を確認するために撮影することがあります。以前は関節造影という検査が診断に有用でしたが、最近ではMRIという精密検査によって半月板の状態を直接調べることができます。現在の医療ではMRIが半月板損傷の診断に最も有用であるといえます。MRIにて損傷が疑われた場合、確定診断と治療をかねて関節鏡検査が行われます。

Q.5
円盤状半月板(Discoid)とは?
A.5

通常、半月板の形は中心に穴の開いたドーナツ型をしています。しかしながら、この半月板の中心の穴がなく「円盤」のような形をした半月板を持っている人がいます。報告にもよりますが数%から十数%の人がこの円盤状半月板であるといわれています。円盤状半月板自体は病気ではなく、その人の体の特徴と考えられ、生涯を終えるまで無症状の人も多くいます。しかし、小児に起こる半月板障害の場合、円盤状半月板であることが多く、症状が続く場合は、二次的に関節軟骨の損傷を起こすため、手術的加療を検討します。

左:正常な半月板  右:円盤状半月板

Q.6
どのような治療がありますか?
A.6

通常は怪我をして3か月程度は保存的に加療をします。スポーツをいったん中止し、膝の痛みが強い場合には松葉杖を使用します。3ヶ月が経過し、日常生活やスポーツを行うときに膝痛、ひっかかり感などの症状がある場合には手術加療を検討します。早期の競技スポーツ復帰を望む場合には積極的に手術を行ってゆきます。

手術療法では、以前は半月板全切除術が行われていましたが、半月板を切除することで将来的な変形性膝関節症のリスクが高まることが分かってきたため、現在ではできるかぎり半月板を温存する手術を行います。まず、関節鏡にて半月板の損傷の程度を確認し、縫合できる状態であれば半月板縫合術を行います。半月板の縫合できない場合には、傷んだ部分のみを切除する部分切除術を行います。関節鏡を用いるため、手術の創は小さく1cmの創が2.3箇所できます、また縫合術を行う場合には創が追加されます。当病院では創部を目立たなくするため吸収糸での埋没縫合を行っております。

Q.7
入院期間はどのくらいでしょうか?
A.7

入院期間は4日です(入院→手術→翌々日松葉杖で退院)。手術翌日より松葉杖や歩行器を用いて歩行を開始します。部分切除術の場合は松葉杖を使用せずに歩行することも可能ですが、術後早期に無理な負荷をかけると膝関節の疼痛や腫脹の原因となるため、当院では術後1-2週間松葉杖を使用することをお勧めしています。縫合術の場合は術後3週間松葉杖を使用していただきます。

Q.8
学校や仕事にはいつから戻れますか?
A.8

患者さまによって損傷の程度・術後の痛みや腫脹が異なるため一概には決められませんが、症状が落ち着いていれば、学校や仕事(デスクワーク)は退院後翌日から復帰可能です。軽作業は術後1ヶ月程度、重労働は術後3ヶ月程度で復帰可能です。

Q.9
スポーツへの復帰はいつ頃からできますか?
A.9

競技種目や競技レベルによってことなりますが、部分的な復帰は3カ月、完全復帰は6カ月が目安となります。大事な試合があるなど、多少リスクを取ってでも早期復帰を望む場合は主治医にご相談ください。担当の医師や理学療法士の指示に従って、経過に応じたリハビリテーションを行うよう心がけて下さい。

Q.10
手術の合併症にはどんなものがありますか?
A.10

①術後の疼痛・腫脹:
術後一時的な痛み、腫れ、しびれなどが出ますが、いずれも3週間程度で治まってきます。手術当日など、痛みがつらい場合にはそのつど対応致します。

②術後知覚障害:
術後に創部の周囲の感覚が低下することがあります。末梢神経の障害なので徐々に回復してきますが、最終的に触覚がやや鈍ることがあります。

③細菌感染:
手術した傷に細菌が感染すると、傷が化膿し関節に膿がたまることがあります。半月板手術は内視鏡を使った小侵襲手術で、手術中も関節内を洗浄しながら行うため、感染を生じるリスクは低く1%以下です。ただし一度感染が生じると治療が大変なので、予防のために抗生物質を使います。

④術後骨壊死:
頻度は少ないですが、半月板治療後早期から膝に負担をかけすぎると、術後に骨壊死(骨が部分的に死んでしまう)が生じることがあります。この場合、松葉杖を使用する期間を延長し、膝関節の負荷を減らして経過をみます。

⑤再断裂:
半月板は可能な限り温存するため、残存部や縫合部が再度損傷される可能性があります。

⑤その他:
アレルギーなど予測できない合併症が起こることもあり得ますが、そのつど対応致します。

Q.11
済生会横浜市東部病院で手術を受ける場合の手順を教えて下さい
A.11

外来で担当医と相談し手術を受けることが決まったら、入院の申し込み手続きと術前検査(採血、検尿、胸部レントゲン撮影、心電図など)を行います。入院は手術前日になります。内科的疾患(糖尿病、脳梗塞など)の持病を治療中の場合は、入院が早まる可能性があります。入院後に、麻酔科の先生の説明や、病棟のオリエンテーションなどを行います。

「スポーツ外傷・障害」

上肢ではマレット指、小児のスポーツ中の骨折、少年野球肘、投球骨折など、下肢ではサッカー少年に多いオスグッドシュラッター病、有痛性二分膝蓋骨、膝離断性骨軟骨炎、アキレス腱断裂、足関節靭帯損傷などに対し必要に応じて手術を行っています。

「関節リウマチ」

関節リウマチに対しては、早期からの的確な治療によって将来の関節破壊を予防し、寛解に導くことが最も重要だと考え、現在わが国で投与可能な7種類(レミケード、エンブレル、ヒュミラ、アクテムラ、オレンシア、シンポニー、シムジア)の生物学的製剤を積極的に導入しています。多くの生物学的製剤は自己注射で投与しますが、そのやり方についてはリウマチケアナースを中心とした外来看護師が丁寧に指導いたします。 2015年からはさらに強力と考えられているヤヌスキナーゼ阻害剤(ゼルヤンツ)の使用も開始しました。万一副作用が発現した時は、外来看護師や救命救急センターがタイムリーに対応し、呼吸器内科、救急科など他科との連携のもとで速やかに治療を行うことが可能です。 また当院では、上肢、下肢、脊椎とあらゆる部位における関節リウマチの手術に対応していますが、手術の多くを占めるのが人工関節置換術です。かつては人工関節置換術の多くが膝や股関節に行われていましたが、生物学的製剤登場後はより高い生活レベルを求めて先に述べた手指手術や写真で示すような足趾の手術が増えてきています。

「膠原病」

関節リウマチと異なる膠原病には、内科系リウマチ・膠原病科医(非常勤)に診断、治療をお願いしています。

 

学会施設認定

日本整形外科学会認定施設、日本手外科学会認定施設、日本リウマチ学会認定施設

医療設備

MRI、CT、神経電気生理学的検査機器、骨密度測定装置、手術用顕微鏡、関節鏡、レーザー手術器具、CUSAルーム、ナビゲーションシステム、バイオクリーンルームなどを取り揃えて診療に役立てています。

側彎症外来

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  せぼね(脊柱)がねじれをともない側方に曲がってくる症状を「側彎症」といいます。側彎症の多くは、成長期の子供に発症しますが、自覚症状に乏しいため、はじめは本人も周りの人たちも気付かないことが多くあります。外見の変化が明らかになる頃には脊柱の変形が相当進んでいる場合もあり、治療のタイミングを逸しないためにも専門医による早期発見・早期診断が大切です。

 当院ではそうしたお子さんの側彎症をはじめ、成人の方(成人脊柱変形)に対しても、国内でも数少ない日本側彎症学会の委員を務める側彎症専門医が診療いたします。学校の検診で側弯を指摘された場合、背骨の変形をご本人またはご家族が気付かれた場合は、一度受診にお越しください。

思春期特発性側彎症の場合

明らかな原因がなく成長期に脊柱が弯曲する病気を特発性側彎症と呼びます。なかでも10歳以降に発症するものが80%以上と最多で、これを思春期特発性側彎症と呼びます。当院では脊椎全長のレントゲン検査等を含む、定期的な診療で経過を診ます。要治療の場合は装具療法または手術療法(矯正固定術)を行います。
装具療法(保存治療)
  骨が未成熟で成長期にあり、側弯の大きさが20-25度を超える場合
手術
  側弯が進行し40-45度を超える場合(側弯のタイプや骨の成熟度により異なります)

成人脊柱変形(変性側彎症・後側彎症)の場合

加齢に伴い脊柱が変形し、立位のバランスが不良になった場合などにも治療が必要となることがあります。成人脊柱変形では腰痛や歩行障害などのほか、消化管の圧迫による症状(胃食道逆流症)を生じることもあります。症例に応じて前方固定術や後方矯正固定術を行います。

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診療日

毎週月曜 13:00〜15:00(要予約・要紹介状)

予約方法

側彎症外来は紹介予約制です。
ご予約を希望の方は、他医療機関からの紹介状をご用意の上、整形外来までお電話ください。
☎︎ 045-576-3000(受付13:00〜16:00日祝休)

メディア情報

「いしゃまち」
https://www.ishamachi.com/?p=34396(外部リンク)

「関節が痛い.com」
https://www.kansetsu-itai.com/doctor/doc159.php(外部リンク)

乳児股関節検診

乳児の股関節は大丈夫?

 当検診では生後3~7か月くらいまでの乳児を対象に股関節脱臼の診断をしております。同様の検診を行う病院の多くはレントゲンで股関節脱臼の検査をしておりますが、当院では整形外科の専門医がレントゲン被爆のない、超音波診断装置(エコー)を使用し、股関節脱臼の検診をしています。被爆することもなく、精度の高いチェックが可能です。

まずは一度受診を ~最先端な方法による股関節を精度の高い超音波(エコー)で検査します~

 先天性股関節脱臼は、全国の小児科医による乳児健診実施などにより、1970年代以前との比較では10分の1以下と激減してきました。しかし、健診がおこなわれているにもかかわらず、歩行開始後に股関節脱臼と診断され、治療が遅れてしまい将来的に股関節症をおこす例が全国的にみられ問題となっております。われわれは、生後4か月~7か月のお子様の股関節の状態をレントゲンよりも高い精度で確認できる超音波エコー装置で診断し、将来にわたって股関節症をおこさない取り組みをしております。乳児股関節超音波検査は欧米では一般的ですが、日本では検査ができる施設がまだまだ少なく、股関節の専門医が検査をおこなっております。

 

股関節健診の実際

現在、横浜市では小児科の先生方や地域の健診センターで生後4か月健診をおこない、股関節脱臼を検査しております。検査の方法は、以下の通りです。

  1. 股関節の動き(開排制限があるかないか)を検査します。開排制限といって股関節の開きが硬いかどうかをみます。
  2. 大腿部、そけい部の皮膚皺が左右対称かどうかをみます。
  3. 家族歴のかた、血縁者のかたの股関節疾患があるのか?
  4. 女児
  5. 骨盤位分娩(帝王切開時の肢位を含む)

1.の場合、関節開排制限が陽性であれば専門施設に紹介する。または2、3、4、5のうち2つ以上あれば専門施設に紹介する。

以上の健診により、股関節の異常や股関節脱臼の危険性が高いと判断された場合、当院にご紹介いただいております。

当院では、股関節の詳しい診察や超音波検査をおこない正確な診断と治療に努めております。もし、股関節脱臼が認めれらた場合は専用の装具を使用したり、日常生活での注意点等を説明しております。

 

希望者はいつでもご相談ください

紹介状がなくても大丈夫です。将来の股関節障害をおこさないためにも、乳児のうちに一度、股関節専門検診をお受けいただくことをお勧めします。

紹介状がない方は自費診療でおこなっておりますが、保険を使用した場合と費用とほぼ同額です。みなさま、どうぞ検診にお越しください。

整形外科 副部長
船山 敦
日本整形外科学会整形外科専門医
日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
日本体育協会スポーツドクター

ご予約・お問い合わせは整形外科外来までお電話下さい

TEL 045-576-3000(平日9:00~16:00)

================================
対象年齢
生後3~7ヵ月
検診日
毎月第1・3水曜日 14:00~16:00
費用
3,500円(自由診療/治療が必要な場合は保険診療)
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手外科外来

人間の手は神経、血管や腱などが非常に複雑に入り組んだ構造をしており、その治療には豊富な知識と経験、繊細な手術技術が必須とされています。当院では日本手外科学会認定の手外科専門医が、患者さん一人ひとりの病状とニーズに応じた最善の治療をテーラーメイドで行います。

手外科疾患、外傷(肩関節から指先まで)でより専門的な治療を希望される方は、
毎週木曜13:00~15:00(予約不要・要紹介状)にお越しください。

学会出張などのため休診になる場合があります。
あらかじめお問い合わせの上、受診される事をおすすめします。

新治療開始「デュピュイトラン拘縮」を切らずに治す!   

デュピュイトラン拘縮とは、手のひらから指にかけての皮下にこぶのようなものができる原因不明の疾患です。

痛みや腫れなどはありませんが、皮膚が引きつれて徐々に指が伸びなくなといった特徴があります。
従来はこうした症状に対し手術(腱膜切除術)を行っていましたが、創の範囲が大きくなる、一時的に縫合後の傷跡が開いて消毒等の処置を要する、手術時に指神経を損傷する可能性があるなどの問題も報告されておりました。
当院ではこの度、海外で確立されそして本邦でも認可された注射薬「ザイヤフレックス」による治療を開始しました。切開をせずに、拘縮箇所に注射(局所投与)のみで完治が期待できるものです。当治療は、手外科専門医のみ取扱い可能であり、症状をよく見極めることが大切です。
手外科外来ではザイヤフレックスによる治療を含めて患者さんに最適の治療法をご提案します。

手外科の対象疾患

骨折(上腕骨・肘関節・前腕骨・手関節・手根骨・指節骨)、靭帯損傷(肘関節・手関節TFCC・指関節)、関節リウマチ、腱損傷、神経損傷など。特に開放骨折、小児の骨折など緊急性を要す症例に関しては、近隣のどの病院よりも速やかな対応が出来るよう心掛けております。

yamabe
担当医師
運動器センター整形外科 医長
山部英行
1998年 慶應義塾大学医学部卒
医学博士
日本整形外科学会整形外科専門医
日本手外科学会認定手外科専門医
日本整形外科学会認定リウマチ医
アメリカ手外科学会(ASSH)国際メンバー

手術実績

無題

スタッフ紹介

運動器センターセンター長
整形外科部長
■福田健太郎
(
ふくだけんたろう)

山梨医科大1996年卒

専門分野

脊椎・脊髄外科、脊柱変形

学会専門医・認定医

日本整形外科学会整形外科専門医
日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
日本脊椎脊髄病学会認定指導医
慶應義塾大学医学部客員講師
藤田保健衛生大学医学部客員教授

副部長
■船山 敦
(
ふなやまあつし)

慶應義塾大1997年卒

専門分野

股関節外科、膝関節外科、人工関節手術

学会専門医・認定医

日本整形外科学会整形外科専門医
日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
日本体育協会スポーツドクター

副部長
■山部英行
(
やまべえいこう)

慶應義塾大1998年卒

専門分野

上肢外科

学会専門医・認定医

日本整形外科学会整形外科専門医
日本整形外科学会認定リウマチ医
日本整形外科学会認定スポーツ医
日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
日本手外科学会認定手外科専門医・代議員
日本体育協会スポーツドクター

医長
■北村和也
(
きたむらかずや)

慶應義塾大2002年卒

専門分野

脊椎、脊髄外科

学会専門医・認定医

日本整形外科学会整形外科専門医
日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
日本脊椎脊髄病学会認定指導医

医長
■谷川英徳
(
たにかわひでのり)

慶應義塾大2002年卒

専門分野

膝関節外科、人工関節手術、リウマチ、スポーツ整形

学会専門医・認定医

日本整形外科学会整形外科専門医
日本整形外科学会認定リウマチ医
日本体育協会スポーツドクター

医長
■堀内孝一
(
ほりうちこういち)

順天堂大2003年卒

専門分野

上肢外科

学会専門医・認定医

日本整形外科学会整形外科専門医
日本手外科学会認定手外科専門医

医長
■池田大樹
(
いけだだいき)

藤田保健衛生大2005年卒

専門分野

整形外科一般

学会専門医・認定医

日本整形外科学会整形外科専門医

医員
■小林洋樹
(
こばやしひろき)

産業医科大2013年卒

専門分野

整形外科一般

学会専門医・認定医

日本医師会認定産業医

シニアレジデント
■藤本拓也
(
ふじもとたくや)

東邦大2015年卒

専門分野

整形外科一般

非常勤
■野本 聡
(
のもとそう)

慶應義塾大1982年卒

専門分野

膝関節、リウマチ、スポーツ整形

学会専門医・認定医

日本整形外科学会整形外科専門医
日本整形外科学会認定リウマチ医
日本整形外科学会認定スポーツ医
日本リウマチ学会指導医
日本リウマチ学会専門医
日本リウマチ財団登録医
日本骨粗鬆症学会認定医
日本体育協会スポーツドクター
慶應義塾大学医学部客員講師
東邦大学薬学部客員教授

済生会神奈川県病院
整形外科専任部長
■山中一良
(
やまなかかずよし)

慶應義塾大1982年卒

専門分野

手外科、末梢神経、上肢疾患・外傷

学会専門医・認定医

日本整形外科学会整形外科専門医
日本整形外科学会認定リウマチ医
日本リウマチ財団登録医
日本整形外科学会脊椎脊髄病医
日本手外科学会認定手外科専門医
慶應義塾大学医学部客員講師

済生会神奈川県病院
整形外科部長
■谷田部 拓
(
やたべたく)

獨協医科大1996年卒

専門分野

膝関節外科、リウマチ

学会専門医・認定医

日本整形外科学会整形外科専門医
日本整形外科学会認定リウマチ医
日本リウマチ学会専門医