側彎症外来

側彎症外来について

 せぼね(脊柱)がねじれをともない側方に曲がってくる症状を「側彎症」といいます。側彎症の多くは、成長期の子供に発症しますが、自覚症状に乏しいため、はじめは本人も周りの人たちも気付かないことが多くあります。外見の変化が明らかになるころには脊柱の変形が相当進んでいる場合もあり、治療のタイミングを逸しないためにも専門医による早期発見・早期診断が大切です。

 当院ではそうしたお子さんの側彎症をはじめ、成人の方(成人脊柱変形)に対しても、国内でも数少ない日本側彎症学会の委員を務める側彎症専門医が診療いたします。学校の検診で側弯を指摘された場合、背骨の変形をご本人またはご家族が気付かれた場合は、一度受診にお越しください。

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側彎症には早期診断と早期治療介入が大切です。残念ながら体操、整体、カイロプラクティックといった民間療法ではよくなりません。また、側彎症の手術は専門性が高く、整形外科、脊椎外科であればどこでも対応できるというわけでもありません。

我々側彎症専門医は、治療を提供するだけでなく、患者さんやご家族に正しい知識を持っていただきたいと考えています。丁寧な診察を心掛けており、診療までお待たせるすることがあり申し訳ありませんが、背骨の変形でお悩みの方はどうぞ当外来を受診なさってください。福田健太郎

福田医師のインタビュー記事が掲載されております▼

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お問い合わせは整形外科外来までお電話下さい

TEL 045-576-3000(平日9:00~16:00)

診療日
毎月 第1・3・5月曜日 13:00~15:00
要予約・紹介状
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思春期特発性側彎症の場合

明らかな原因がなく成長期に脊柱が弯曲する病気を特発性側彎症と呼びます。なかでも10歳以降に発症するものが80%以上と最多で、これを思春期特発性側彎症と呼びます。当院では脊椎全長のレントゲン検査等を含む、定期的な診療で経過を診ます。要治療の場合は装具療法または手術療法(矯正固定術)を行います。

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 装具療法(保存治療)
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 骨が未成熟で成長期にあり、側弯の大きさが20-25度を超える場合

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 手術
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  側弯が進行し40-45度を超える場合

 (側弯のタイプや骨の成熟度により異なります)

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成人脊柱変形(変性側彎症・後側彎症)の場合

加齢に伴い脊柱が変形し、立位のバランスが不良になった場合などにも治療が必要となることがあります。成人脊柱変形では腰痛や歩行障害などのほか、消化管の圧迫による症状(胃食道逆流症)を生じることもあります。症例に応じて前方固定術や後方矯正固定術を行います。