呼吸サポートチーム

呼吸サポートチームについて

呼吸サポートチームとは

米国では、人工呼吸器を装着している患者さんの管理は、人工呼吸器専門の集中治療室で集中管理されています。しかし、日本では人工呼吸器を専門に扱う集中治療室の普及は現実的には難しく、各病棟で呼吸を専門としていない医師・看護師だけで診療、ケアをしているのが実状であり、当院の一般病棟でも20名近くの人工呼吸器装着患者さんがいます。
2008年1月、当院では質の高い安全な呼吸管理サービスを提供することを目的に、呼吸サポートチームRST(Respiratory Support Team)を発足させました。コアメンバーは医師、歯科医師、看護師、薬剤師、臨床工学技士、管理栄養士、理学療法士、歯科衛生士。集中治療室から各病棟へ転棟した人工呼吸器装着患者さん離脱、後方支援病院に転院出来るまで、適正な呼吸管理・栄養管理のリハビリテーションが行えるようにチームで診療援助や教育を行っています。

主な活動内容

1.安全管理

呼吸ケアのリスクマネジメント

呼吸管理中の患者さんの安全性を高める

1)RST回診
2)呼吸ケアマニュアルの整備(看護手順など)
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安全回診速報

安全回診チェックリスト

2.教育

呼吸ケアの質の向上

「吸引セミナー」「看護中途採用者研修」「人工呼吸器コース」「RST基礎セミナー」など研修会をスタッフのレベルに応じて開催し、呼吸ケアの教育にも注力しています。

3.診療支援

人工呼吸器からの離脱支援

診療回診をしながら、看護師・薬剤師・栄養士・理学療法士・・歯科衛生士らのチームで離脱計画を立てることで、早期の人工呼吸器離脱を図ります。

さいごに

これからも長期人工呼吸器患者さんが一日でも早く離脱できるように、チーム全員で活動していきたいと思います。また、人工呼吸器を装着したまま後方支援病院に転院することになった患者さんが、転院先でも安全で安心できる医療が提供できるように地域中核病院のRSTとして後方支援病院への安全教育や診療支援の提供を今後の課題として考えています。