がんへの取り組み Cancer Management

がんの治し方は一人ひとり違います

  • 身体への負担を少なく
  • 入院日数を短く
  • 治療後の回復を早く

消化器センター長・副院長:長島敦

当院ではあらゆる診療科がチームを組み、一人ひとりの患者さんに合った最善の治療法を提供しております。

私たちは「がんの根治」を第⼀⽬標に、「痛みが少ない」「⼊院⽇数が短い」「治療後の回復が早い」など患者さんのQOL(⽣活の質)を重視する取り組みも積極的に行っています。エビデンス(科学的根拠)に基づく標準的な治療を基本に、患者さん⼀⼈ひとりに合ったオーダーメードの治療を検討することで、ご本⼈はもちろん、ご家族にも安⼼・満⾜していただけるようこころがけております。そのためにも、常に「⼀歩先の医療」をめざし、⼿術⽀援ロボット「ダビンチ」やロボット型放射線装置「サイバーナイフ」など、最先端の治療法も導⼊しております。

在院日数が短いとなぜいいの?

断定することはできませんが、在院日数が短いほど、その医療機関の治療能力が高いといわれています。高い臨床マネジメント能力によって、安全で効率的な医療が提供されているとされ、病院選びの1つの指標になります。

主ながんの在院日数の短い病院:全国ランキング(平成23年度 DPC導入の影響評価に関する調査結果及び評価より)

  • 胃がん

     病院名日数
    (年間患者数)
    1武蔵野赤十字病院(東京)12.46(90)
    2済生会新潟第二病院(新潟県)12.54(67)
    3済生会横浜市東部病院(神奈川県)13.13(117)
  • 結腸がん

     病院名日数
    (年間患者数)
    1埼玉医大国際医療センター(埼玉県)11.49(179)
    2静岡県立静岡がんセンター(静岡県)11.89(230)
    3済生会横浜市東部病院(神奈川県)12.31(120)
  • 直腸がん

     病院名日数
    (年間患者数)
    1埼玉医大国際医療センター(埼玉県)14.36(130)
    2済生会横浜市東部病院(神奈川県)14.95(84)
    3国立がん研究センター中央病院(東京)15.06(142)
  • 肝切除

     病院名日数
    (年間患者数)
    1神戸市立西市民病院(兵庫県)9.45(11)
    2横浜市大市民総合医療センター(神奈川県)10.52(23)
    3済生会横浜市東部病院(神奈川県)11.05(22)
  • 胆管がん

     病院名日数
    (年間患者数)
    1済生会横浜市東部病院(神奈川県)17.74(19)
    2茨城県立中央病院(茨城県)18.70(10)
    3東海大学八王子病院(東京都)21.73(15)

患者さんへの最適な治療提供を目指して

がんの治療は、三⼤療法と呼ばれる「外科療法(⼿術療法)」、「放射線療法」、「化学療法(抗がん剤療法)」を、患者さんの病状に合わせて組み合わせながら行います。当院では「質の⾼いがん医療」を提供できるよう、三⼤療法それぞれに最新鋭の技術・設備を導⼊し、治療を受けられる患者さんをきめ細やかにサポートする体制を整えております。

  • 患者さんへの負担軽減を第一に考えた外科療法(⼿術療法)

    当院で行う⼿術は、切除する範囲をできるだけ最⼩限にとどめ、放射線療法や化学療法を併⽤することで、患者さんの⾝体への負担を軽減できるようこころがけております。平成24年には⼿術⽀援ロボット「ダビンチ」を導⼊し、⼈間の⼿を超えた緻密な動きで、腹腔(ふくくう)鏡⼿術でのがんの切除や患部の縫合をより安全・確実に行うことが可能となっています。

  • 高精細に照射する先進の放射線治療

    当院では2011年4⽉に、⾼精度のロボット型放射線装置「サイバーナイフ」を導⼊しました。サイバーナイフは複雑な形状のがんにもピンポイントで照射でき、従来の放射線治療装置(リニアック)では照射が難しい患者さんにも有効です。病状に応じてサイバーナイフとリニアック治療を選択・併⽤し、最善の治療をめざしております。

  • 患者さんの状況に応じた化学療法(緩和ケアチーム)

    当院では、患者さんのがんの種類や病状に応じて、化学療法とほかの治療を併⽤する「集学的治療」を行っております。また、通院で化学療法を行う患者さんに安⼼・快適に治療を受けていただくための専⽤の治療室「化学療法センター」を設置し、がん性疼痛看護認定看護師や緩和ケア認定看護師、がん薬物療法認定薬剤師を配置しております。

  • 化学療法を支える緩和ケアチーム

    通院で抗がん剤治療を行うことが一般的になってきている今日、当院では外来化学療法室にもがん性疼痛看護認定看護師や緩和ケア認定看護師、がん薬物療法認定薬剤師を配置しております。また、複数の診療科医師や看護師、薬剤師、管理栄養士、臨床心理士、理学療法士らで構成される緩和ケアチームは、患者さんがご自身の病気を理解し、社会生活とがん治療を両立して治療が続けられるように、きめ細やかな対応を心がけております。

治療対象

がん疾患対象診療科目
食道がん消化器内科
消化器外科
胃がん
大腸がん
肝臓がん、膵臓がん、胆道がん
肺がん、縦隔腫瘍呼吸器内科
呼吸器外科
乳がん乳腺外科
がん疾患対象診療科目
頭頚部がん耳鼻咽喉科
子宮がん、卵巣がん婦人科
前立腺がん、精巣腫瘍、腎がん、膀胱がん泌尿器科
脳腫瘍脳神経外科
皮膚がん皮膚科
口腔がん口腔外科

診療実績

平成26年度 病院情報局(http://hospia.jp/)調べ

神奈川県ランキング
「がん合計」(退院)患者数
※平均在院日数は県内最短
退院患者数:2,740 平均在院日数:8.6
県内
11位
「前立腺がん」(退院)患者数
※平均在院日数は県内最短
退院患者数:395 平均在院日数:8.1
県内
3位
「胃がん」(退院)患者数
退院患者数:337 平均在院日数:10.7
県内
7位
「食道がん」(退院)患者数
退院患者数:17 平均在院日数:12.0
県内
11位
「乳がん」(退院)患者数
退院患者数:139 平均在院日数:5.9
県内
13位
「甲状腺がん」(退院)患者数
退院患者数:38 平均在院日数:8.5
県内
8位
全国ランキング
「前立腺悪性腫瘍手術等」在院日数が短い病院
患者数:395 平均在院日数:8.1
全国
1位
「内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術」
在院日数が短い病院
患者数:70 平均在院日数:6.2
全国
17位
「直腸がん」在院日数が短い病院
患者数:17 平均在院日数:20.2
全国
8位
「乳腺悪性腫瘍手術 単純乳房切除術(乳腺全摘術)等」
在院日数が短い病院
患者数:28 平均在院日数:6.5
全国
12位
「子宮附属悪性腫瘍手術」【子宮がん】
在院日数が短い病院
患者数:22 平均在院日数:10.7
全国
15位

がん診療拠点病院として

当院は2014年8⽉6⽇に“がん診療拠点病院”に指定されました。

質の高いがん医療の全国的な均てん化を図ること目的に
厚生労働省が指定を行った病院です。

専門的ながん医療の提供、地域のがん治療の連携協力体制の構築、
がん患者に対する相談支援及び情報提供等を行います。

がんの事で悩まれている患者さんへ

東部病院では、がん患者さん、ご家族のこころのケアを行っております。

がん相談支援センター

がんに関する様々な相談に応じるとともに適切な情報を提供します。
おひとりやご家族だけで悩まずにご相談ください。
詳細についてはこちらをご覧ください。

対象がん患者さんおよびそのご家族。どなたからの御相談もお受けいたします。
受付時間月~金(平日) 9:00~16:00
相談方法来院による相談、またはお電話による相談。
原則予約制とさせていただきますので、お電話にてご予約ください。
ご予約
お問い合わせ先
医療連携センター がん相談支援センター
電話:045-576-3000(代)内線9068

がんサロンさんぽ道

がん患者さんやご家族同士が、病気のこと・生活のこと・将来のことなどについて、悩みや体験を語り合う交流会です。開催日時については、ウェブサイトお知らせにて掲載。
または当院のがん相談支援センターまでお問い合わせください。
「がん相談支援センター」の詳細についてはこちらをご覧ください。

開催場所院内3階多目的ホール
お問い合せ済生会横浜市東部病院
がん相談支援センター TEL:045-576-3000(代)