薬剤師

point1
総合病院
ならではの
多様な業務

約50名の薬剤師が在籍し、医薬品の供給に関わる調剤室、外来での抗がん剤管理を行う化学療法室、医薬品情報の収集・加工・管理を行う医薬品情報室、入院前に投薬内容を確認し安全な入院をサポートする患者支援センター、そして救命救急病棟やICU、NICU等を含めたすべての病棟で病棟薬剤業務を行っており、院内のあらゆる場所で医薬品に関連した様々な業務を行なっております。

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専門性の
高い
チームで
活躍する

NST(栄養サポートチーム)、AST(抗菌薬適正使用支援チーム)、RST(呼吸サポートチーム)、糖尿病ケア、緩和ケア、精神科・リエゾンチーム、摂食・嚥下・口腔ケアチームなど、様々なチームの中で薬剤師の専門性を発揮しています。チーム活動に必要な資格取得もサポートしており、より質の高い医療を患者さんに提供しています。

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臨床〜研究〜
マネジメントまで
幅広いキャリア形成

新入職者向けの研修プログラムを設け、チェックリストを用いた達成状況の確認を行います。2年目以降はおおよそ1年毎に担当病棟をローテーションし、幅広い領域の知識・スキルを習得できます。希望者には学会・研修会参加の経済的援助や、学会発表・論文作成等のサポートを行っています。その他、職責や経験年数に応じてラダーを用いたキャリア形成を計画することが可能です。

薬剤師の人材について

有効性・安全性・経済性に優れた薬物療法を提案し、実行し、評価することによって患者サービスの向上に努め、病院の健全経営に貢献することを薬剤部の基本方針として臨床業務に取り組んでいます。ぜひ我々と「一歩先をいく薬剤師業務」を一緒に築いていきましょう。

job

業務内容

  • 病棟薬剤師

    様々な重症度・緊急度の患者に応じた適切な薬物療法を実践できるような情報提供、患者ケアにおけるサポートを行なっております。
    病棟での医薬品管理も重要な責務です。

  • 東部がんセンター

    抗がん剤の安全なミキシングの他に、がん治療に特化した薬剤師が患者さんの治療継続を目指し、
    がん薬物療法のサポートを行います。

  • 手術室

    厳格な管理が必要とされる医療用麻薬を含め、非常に多くの薬剤を用いる手術室での薬剤管理を行っています。また、病棟薬剤師や外来薬剤師から得られた患者さんの副作用・アレルギーなどの情報を基に、手術室に常駐する薬剤師が麻酔科医と連携して安全な手術ができるようサポートしています。

  • 調剤

    調剤システムなどの機械化により安全かつ効率的な調剤を進めております。自動注射剤調剤装置(アンプルピッカー)やバーコード照合システムなどを導入して高度急性期病院の膨大な処方を調剤しています。

  • 在庫・医薬品管理

    安定した薬品供給を実践するために、委託業者と協力しながら適切な在庫量の確保と温度などの品質管理を行っています。重症者に対し緊急で使用する薬剤や高額薬剤の在庫には特に気を使います。

  • 医薬品情報(DI)業務

    医薬品に関する各種情報を収集し、副作用情報や医療安全情報を迅速に収集・評価し、現場スタッフへの情報発信に努めています。院内採用薬の選定においても製薬会社からの情報収集と薬事委員会の議事資料の作成も医薬品情報室(DI)室の仕事です。

  • 患者支援センター(TOPS)

    周術期の患者さんを支援し、術後回復を促進させます。そして検査・治療目的を含めた入院に関するサポートを行い、安心・安全な入院生活を送れるようにします。薬剤師も薬学的観点から常用薬等を鑑別して休薬の必要な薬剤の評価や副作用、アレルギー歴から手術・入院中に使用する薬剤が適切に投与されるよう支援しています。

team approach

チーム医療と薬剤師の役割

“チーム医療”とは、一人の患者さんに対してさまざまなスキルを持つ医療スタッフが連携し、協働しながら取り組むことです。
多職種とコミュニケーションを取りながら、意思決定をしていく力も求められます。

チーム医療と薬剤師の役割

緩和ケアチーム

がん患者さんなどの痛みに対する治療をサポートしています。(1)患者さんの病態や薬歴の確認、(2)痛みなどを緩和させる薬の選定と副作用対策の提案、(3)患者さんやご家族への薬の説明や管理方法の説明を行っています。

褥瘡対策チーム

薬剤師も回診に同行して、入院患者さんの褥創の状態を観察しながら、適切な治療薬の提案をしています。特に、効能だけではなく、クリーム剤がよいか、軟膏剤がよいかなど、薬の特性も考慮した薬剤の選定と情報提供を行っています。

糖尿病ケアチーム

糖尿病教室で薬の講義を担当しており、患者さんの治療における理解度の向上に努めています。また、毎年開催される糖尿病市民公開講座では“お薬コーナー”を設置し、市民の皆さまに糖尿病のお薬やインスリン製剤の情報を提供しています。

感染対策チーム(ICT)・抗菌薬適正使用支援チーム(AST)

感染対策チームおよび抗菌薬適正使用支援チームにも薬剤師が参画し、感染症治療に携わっています。薬剤師は、カンファレンス対象患者のピックアップや、抗生物質などの抗菌薬が最大限に効果を発揮できるように抗菌薬の種類や投与方法について提案しています。

がん化学療法

がん治療に特化した薬剤師が、患者さんの治療継続を目指し、抗がん剤治療のサポートを行います。治療前には抗がん剤の必要性に加え、治療計画、副作用対策、日常の過ごし方や費用等について説明し、また、治療中の吐き気や皮膚障害等の副作用には効果的な対策を提案して、医師や看護師との協力のもと一人ひとりに安全かつ最適な治療を提供します。

栄養サポートチーム(NST)

患者さんの病態や栄養状態を考慮しながら、栄養サポートを行っています。薬剤師も管理栄養士をはじめとした他職種とともに、適切な投与経路や食事の種類(固形の食事以外の経管栄養、静脈栄養など)を提案したり、消化を助ける薬を選択したり、副作用などに関する情報提供なども行っています。

career

病棟〜手術〜研究まで。様々なカテゴリーで専門性を磨く

4年目スタッフのインタビュー

【所属病棟・経験病棟】
(2年目より)産科、腎臓内科、糖尿病・内分泌内科
(4年目より)小児科、NICU・GCU、整形外科

【認定資格など】
病院薬学認定薬剤師(日本病院薬剤師会)

【今後の目標や抱負】
1年毎に病棟ローテーションがあり、昨年とは違う病棟で新しい領域の疾患を学ぶことができています。様々な病棟を担当することで、幅広い領域の患者さんと接することができ、日々学ぶことが多いです。患者さんから薬の質問があったり、医師や看護師などの医療従事者から治療薬の相談があったり、薬について頼っていただける時にやりがいを感じます。今年からはペアレンティングサポート委員会に参加し、院内だけではなく地域の様々な医療関係者の方と情報共有する機会も増えました。また、昨年の第29回日本医療薬学会年会にてポスター発表をすることができました。これからも、臨床業務や学術活動などを通して、色々な経験をさせていただいている薬剤部へ貢献できるように努力していきたいです。

10年目スタッフのインタビュー

【所属病棟】
入職2年目- 泌尿器科、婦人科、消化器病棟に配属
入職3年目- ICT薬剤師 兼任
入職6年目- 化学療法室薬剤師 兼任
入職8年目- 抗菌薬適正使用支援チーム(AST)発足、AST薬剤師 兼任

【認定資格など】
・がん化学療法認定薬剤師(入職8年目)
・感染制御認定薬剤師(入職8年目)
・抗菌化学療法認定薬剤師(入職9年目)

【ひとこと】
今までを振り返ってみると、環境や人に恵まれていると感じています。まず、入職2年目の配属病棟で指導を頂いた先輩の存在は大きく、患者さんへの寄り添い方やがん治療に関する考え方を学びました。これを機に、いつからか、がん治療に携わる薬剤師の魅力に引き込まれ、もっと専門性を高めたいと思うようになりました。そして、薬剤部皆様の後押しもあり、がん薬物療法認定薬剤師取得のため、国立がん研究センター中央病院で研修をさせて頂くことになりました。この研修もまた、僕の人生を大きく変えるきっかけになっています。また、入職当初から、感染治療に興味があり、当時ICTに所属していた先輩の一言で、ICTへ配属となり、感染制御認定薬剤師を取得することが出来ました。当院では、入職2年目から病棟に配属されるため、早期から臨床経験を積むことが可能であり、臨床で活躍したいと思っている人にとってはぴったりな職場かもしれません。実際に、私も臨床で多くのことを経験したからこそ、今があると思っています。当院は、日本医療薬学会がん専門薬剤師研修施設に認定されており、現在、2名のがん専門薬剤師が在籍しています。今後は3人目のがん専門薬剤師を目指し、がん治療を行う患者さんに貢献したいです。また、認定取得者として、若手の育成は当然のことであり、若手薬剤師が臨床で思う存分活躍し、気持ちよく働けるようにサポートしたいと思います。

training & education

研修・教育

半年間の薬剤部独自の新人教育プログラム

薬剤部新人教育マニュアルに教育項目を定め、項目ごとの達成状況を確認するためのチェックリストを用意。およそ半年での夜勤業務を目標としたプログラムを用意しています。中途採用者においても本プログラムを利用し、チェックリストによる習得状況に応じた研修期間の短縮を行なっています。
また、病棟業務開始前には研修期間を設けて独り立ちをサポートしています。

プリセプター

年齢の近い2名のスタッフがプリセプターとして担当し、成長や振り返りをサポートしています。また業務把握の状況を評価し、プリセプティー間の成長に差が出ないよう配慮しています。

急性期・慢性期どちらの内容も幅広く学べる環境

ICUや救命救急病棟といった高度急性期病棟から、様々な疾患を扱う一般病棟、そして精神科病棟を含め、すべての病棟に薬剤師が常駐しています。おおよそ1年間を目安に病棟をローテーションし、各診療科・領域の幅広い知識・スキルの習得をサポートします。

educational background

当薬剤部スタッフの出身大学一覧

  • 慶応義塾大学薬学部(旧 共立薬科大学)
  • 北里大学薬学部
  • 星薬科大学
  • 昭和大学薬学部
  • 東京薬科大学
  • 明治薬科大学
  • 昭和薬科大学
  • 北海道大学薬学部
  • 日本大学薬学部
  • 東北薬科大学
  • 東邦大学薬学部
  • 城西大学薬学部
  • 静岡県立大学薬学部
  • 北海道科学大学薬学部(旧 北海道薬科大学)
  • 神戸学院大学薬学部
  • 新潟薬科大学
  • 武蔵野大学薬学部
  • 北陸大学薬学部
  • 帝京大学薬学部
  • 国際医療福祉大学薬学部
  • 名古屋市立大学薬学部
  • 横浜薬科大学
  • 富山大学薬学部

pr

ピーアールポイント

  • 急性期から慢性期まで幅広い患者の薬物療法に携わることができる
  • 総合病院ならではの多種多様な職種と関わりが持てる
  • 様々なチームで薬剤師の専門性を発揮できる
  • 経験年数に応じたラダーに基づいたキャリアを形成できる

job description

募集要項

employee benefits

福利厚生

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