臨床検査技師(病理診断室)

about

業務概要

正確、迅速な病理診断を支えています

臨床検査技師が高品質で安定した標本を提供することで、正確、迅速な病理診断を支えています。
「組織診」は採取された様々な検体から、臨床検査技師が特殊な技術や機器を使用して組織標本を作製。病理医がそれらを顕微鏡で細かに観察して診断しています。「細胞診」は細胞検査士(臨床検査技師)と細胞診専門医(病理医)のチームで判定、病変推定を行っています。

feature

業務の特徴

臨床検査技師(病理診断室)の業務の特長をお伝えします

多くの診療科から
提出される手術材料

11室ある手術室で、日々多くの手術が行われています。病理に提出される検体も多く、ほぼ全身の臓器に及んでおり、様々な臓器の疾患が病理診断されます。
稀な疾患を見ることもあります。診断のための標本ブロック数も多く、ほぼ毎日100個以上のブロックから標本作製をしています。また、病理診断に欠かせない免疫染色の依頼も多く、多数の抗体を用いて、安定した標本作製を行っています。

手術方針が決まる
迅速病理診断が多い

手術数が多いことから、術中迅速病理診断も多数依頼されます。乳がん手術のセンチネルリンパ節、消化管腫瘍の断端、卵巣腫瘍や脳腫瘍の組織型の推定などが多く、その件数は週に10件を超える時もあります。また、腹水や腹腔洗浄液の迅速細胞診も頻繁に提出されます。緊張感を持って迅速な報告を心がけています。

診断精度の向上を目指した細胞診業務

婦人科、呼吸器、泌尿器、体腔液、穿刺材料などの細胞診検体を扱っています。微量検体ではLBC法も併用して標本作製を行い、体腔液検体ではセルブロックを作製して、免疫染色による原発巣の検索なども行います。すべての細胞診標本は2名の細胞検査士により鏡検され、異常細胞の見落としや誤判定の防止に取り組んでいます。適正な検体処理とダブルチェックにより、診断精度の向上を目指しています。

求める人材

業務のほとんどが手作業であり、治療に直結するため、
正確性・迅速性および責任感を持って業務に従事できる方を求めています。

MESSAGE

メッセージ

『診断』に携われる職種

組織診において質の高い標本を作製することは、精度の高い病理診断には欠かせません。そのため、臨床検査技師にも高い技術、知識が求められます。また、細胞診では、標本中の異常細胞を見つけ出すことは細胞検査士の役割であり、病理医と緊密に連携しながら細胞診断を行います。これらの病理業務は、疾患の『診断』に直結するため責任も重いですが、充実感や達成感が得られる、とてもやりがいのある職種です。

働く人を知る

training & education

研修・教育

日々の教育、アドバイス

業務習得に関しては、よりよく理解できるように研修プログラムを組み、それに沿って一定期間集中して担当していただきます。
また、先輩技師からの日々のアドバイスやサポートを充実させる体制をとっています。

サーベイの実施

日本臨床検査技師会、日本臨床細胞学会、日本病理精度保証機構のサーベイを毎年実施して全員で参加し、良好な評価を得ています。このサーベイは病理業務で必要な知識の整理、習得に役立っています。

学会への参加

日本臨床検査技師会、日本臨床細胞学会などの学術集会に積極的に参加して演題発表することで、より深い医学的な知識や最新の知見を得ることを奨励しています。

attraction

この職場の魅力

  • 経験豊富なベテランスタッフが多く、分からないこともすぐに相談できる環境
  • 稀少疾患も含め、様々な疾患の診断を経験できる
  • 標本作製法や細胞の見方を日々工夫しており、細胞検査士としてレベルアップできる
  • 経験豊富なベテランスタッフが多く、分からないこともすぐに相談できる環境
  • 稀少疾患も含め、様々な疾患の診断を経験できる
  • 標本作製法や細胞の見方を日々工夫しており、細胞検査士としてレベルアップできる

qualification

取得資格一覧

個人のレベルアップ・スキルアップのため、種々の資格取得をサポートしています。

細胞検査士 5名
国際細胞検査士 2名
認定病理検査技師 1名
特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者 4名
有機溶剤作業主任者 4名
医療安全管理者養成研修修了者 1名
細胞検査士 5名
国際細胞検査士 2名
認定病理検査技師 1名
特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者 4名
有機溶剤作業主任者 4名
医療安全管理者養成研修修了者 1名
働く人を知る

job description

募集要項

employee benefits

福利厚生

お問い合わせ