job
業務内容
不妊治療を支える、胚培養士です
採卵の際に検卵で卵子を回収し、お預かりした精液の検査、精液調整、媒精または顕微授精による受精操作を行います。翌日に受精確認をした後、正常受精した受精卵は数日間の培養を経て、凍結保存します。その後、胚移植する際は凍結胚を融解し、患者さんに胚を移植します。
voice
やりがいは?
患者さんの妊娠に貢献できる喜び
やりがいを感じるのは、治療で患者さんが妊娠された時です。採卵から胚移植に至るまでの難しさを日々感じますが、胚移植に至り妊娠に貢献できた時には、達成感を感じます。また、当院では分娩も行っているため、患者さんが無事に出産されたことを知ると、この上ない喜びを感じます。
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question1
東部病院の魅力は?
命を預かる心構え、技術の習得
胚培養士の技術は妊娠率に影響を与えるため、高い技術力が必要です。また、生命の誕生に携わるプレッシャーのある仕事です。そのため、研修は各々のペースに合わせて進み、三年以上かけて行います。練習を繰り返し、自信が持てる状態まで到達し、技術が身についたことを確認した後、業務に携わります。
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question2
目指すキャリアは?
最善の技術を提供できる胚培養士に
患者さんに寄り添った最善の医療を提供できる胚培養士を目指します。最善の医療を提供できるように、胚培養士の認定資格を取得し、知識および技術の向上を行います。また、患者さんの治療への想いを意識し続け、一人でも多くの患者さんの妊娠に貢献できる業務を行っていきたいです。
スケジュール
- 8:00
- ラボ室入室
- 8:30
- 受精確認、凍結、融解
- 9:00
- 採卵
- 10:00
- 精液検査
- 11:00
- 精液調整
- 11:30
- お昼
- 12:30
- ミーティング
- 13:00
- 胚移植
- 14:30
- ICSI、媒精
- 16:36
- ラボ室退室
message
メッセージ
患者さんが妊娠した時、不妊治療に関わった医療従事者の皆で喜び合える、職種間が近い職場環境です。そのため、チームとして最善の生殖補助医療を提供する向上心を得られます。
患者さんと関わる場面もあり、患者さんの顔を思い浮かべながら、一人一人に寄り添った業務を行うことができます。また、妊娠後の検診で患者さんとお子さんの成長過程を知ること、その後無事に出産をされたことを知る瞬間は、何物にも変え難い経験です。