2023年7月より神奈川県内で初めて「ロボット支援下肝切除術」の保険診療を開始しました
2023年09月04日ニュース
2023年7月より神奈川県内で初めて「ロボット支援下肝切除術」の保険診療を開始しました
当院では、2022年9月から開始していたロボット支援下肝切除術の実施件数が、このほど施設基準を満たす10例に達したため、本年7月より神奈川県内で初めてロボット支援下肝切除術を保険診療で実施することになりました。
ロボット支援下手術「ダヴィンチ」は、三次元画像や多関節鉗子、手ぶれ防止機能を搭載しており、術野のより直感的な手術操作を可能にし、きわめて正確な手術操作を可能とします。特に肝切除では肝門部といわれる肝臓の入り口の部分の脈管の処理に多関節機能を持つロボット支援下手術が有利であるといわれています。
当院肝胆膵外科では肝胆膵領域の高難度手術を多数施行しております(日本肝胆膵外科学会 高度技能専門医指導施設A認定)。
また、肝胆膵外科を担当する西山亮副部長は多くのロボット支援下手術を経験し、神奈川県で唯一、学会が定めるプロクター(手術指導医)<ロボット支援下膵体尾部切除、ロボット支援下肝部分切除及び外側区域切除>となっております。
今後も引き続き安全に症例を重ねてまいります。
※参考⇒日本内視鏡外科学会 プロクター制度