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「ラニチジン塩酸塩」における発がん物質の検出に対する対応について(第2報)

本年926日に、胃酸分泌抑制薬である「ラニチジン塩酸塩」について、成分の原末に発がん性の恐れがある物質のN-ニトロソジメチルアミン(NDMA)が混入していたため、販売企業が自主回収を行っている旨をお知らせしました。

現在も当該物質の混入の程度については調査が続いておりますが、現時点で判明している点は以下の通りです。

該当する医薬品と発がん性の恐れがある物質の含有程度

該当医薬品についてはお薬手帳などで確認してください

  • ザンタック錠●●mg 、ザンタック注射液

ラニチジン塩酸塩原末NDMAの含有量は現時点で不明

  • ラニチジン錠●●mg★★」 

★★には、「YD」「KN」「マイラン」「タイヨー」「日医工」「サワイ」「ツルハラ」「トーワ」「JG」 が該当します。

ラニチジン塩酸塩原末NDMAの含有量は、基準値0.32ppmを超えているが、正確な値は不明。

なお、医薬品に含まれるNDMAの量は極めて少量であり、健康への影響は、ほぼ無いと考えられますが、服用した場合の発がんリスクは現段階では明らかとなっておりません。

当院における対応

当院では、処方を受けた患者さん全てを把握しており、かかりつけ薬局と連携のうえこれらの対象薬が処方されている患者さんに必要に応じて個別にご連絡をしております。また採用薬であるザンタック錠およびザンタック注射液については既に処方を停止し、代替薬への処方に切り替えております。

 

万が一、服用中のお薬の中に上記の対象薬品があった場合、自己判断によって服用は中止せず、当院もしくは処方の交付を受けた薬局へ相談するようお願い致します。

ご心配・ご不明な点などございましたら、当院までご遠慮なくご相談ください。

 

なお当院としては今後新たなことが分かり次第適切に対応し、皆様に情報を提供する予定でおります。

 

済生会横浜市東部病院 院長 三角 隆彦

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