「アムバロ配合錠『ファイザー』」 の自主回収に関する発表について
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2019年02月18日おくすりについて
「アムバロ配合錠『ファイザー』」 の自主回収に関する発表について
このたび、高血圧治療薬である 「アムバロ配合錠『ファイザー』」 について、使用されていた成分バルサルタンの原薬に発がん性の恐れがある物質であるN-ニトロソジメチルアミンが基準値を超えて混入していたため、販売メーカーにより製剤の一部について自主回収を開始する旨、発表がありました。
当院の院内において当該薬剤が使用されたことはありませんが、外来受診時の院外処方において「エックスフォージ配合錠」を処方する場合があります。その場合、かかりつけ薬局においてエックスフォージ配合錠の後発医薬品(ジェネリック医薬品)である本剤 アムバロ配合錠「ファイザー」の交付を受けられた可能性がございます。
お手持ちの医薬品の中に、「アムバロ配合錠『ファイザー』」がございましたら、自己判断によって服用は中止せず、お薬の交付を受けましたかかりつけ薬局にご相談ください。
<回収対象薬品>
- アムバロ配合錠「ファイザー」のうち次の製造番号の製剤
製造番号:X66074, AF1679, X66073, X66072, X62678
<発がん性の恐れがある物質の含有程度>
N-ニトロソジメチルアミン 0.23ppm (基準値:0.166ppm)
ご心配・ご不明な点などございましたら、当院までご遠慮なくご相談ください。
当院としては、今後とも情報収集を行い、新たなことがわかり次第適切に皆様に情報提供する予定でおります。
済生会横浜市東部病院
院長 三角 隆彦