第75回済生会学会・令和4年度済生会総会が2月11・12日にわたり、パシフィコ横浜ノースで開かれ、全国から約2370人が参加しました。12日午後の総会には済生会総裁の秋篠宮皇嗣殿下が臨席され、「おことば」を賜りました。

済生会学会が現地開催されるのは3年ぶりで、当院が担当病院を務めるのは初。三角隆彦院長を学会長として、“Design Our Next Road ～わたしたち済生会の変革～”をテーマに開催し、全国から済生会の職員らが集まり、計448題の研究成果を発表しました。

基調講演では、慶應義塾常任理事・医学部外科学教授の北川雄光氏が「DX時代における病院の未来像～AIホスピタルモデル施設としての試み～」をテーマに講演。

シンポジウムでは済生会熊本病院の中尾浩一院長が座長を務め、千葉県済生会支部 参事の兵藤敏美氏はじめ4名のシンポジストとともに医療DXや働き方改革について議論しました。
「新型コロナウイルス感染症と済生会」と題した特別企画では、神奈川県理事・医療危機対策統括官の阿南英明氏が「コロナ医療対応から見える本邦の健康危機管理体制のあり方」について、済生会本部 理事の松原了氏が「コロナ医療で果たした済生会病院の公的医療としての役割」について講演。
　　　　

特別講演では、俳優・気象予報士の石原良純氏と宇宙飛行士・東京理科大学特任副学長・宇宙航空研究開発機構JAXA特別参与の向井千秋氏が登壇しました。