看護師特定行為研修室
看護師特定行為とは?
手順書により一定の診療の補助を行うといった高度かつ専門的な知識と技術をもち、チーム医療のキーパーソンとして看護師が役割を発揮していくことができる行為のことです。
わが国では、団塊の世代が75歳以上となる2025年には、1人の高齢者を1.8人で支える社会構造になると予測されています。このような状況における医療提供として、2015年10月1日施行の省令により、看護師特定行為研修制度が創設されました。
東部病院における看護師特定行為研修
東部病院は2017年10月から神奈川県初・済生会初の「厚生労働省指定研修機関」となりました。当院では、どの特定行為を習得する際にも必要な「共通科目」と、受講者が取得を志望する特定行為ごとに設けられた「区分別科目」のプログラムを合計1年程度で履修した後、特定行為の認定となります。
当院内にて講義・演習・実習を行いますが、共通科目の2分の3程度はeラーニング形式のため、自宅での受講が可能です。
受講者は次の1~3から任意の1コースを受講します
1. 救命・クリティカル領域(5区分・10行為)
2. 外科領域(6区分・8行為)
3. 在宅領域(2区分・3行為)
■研修責任者からの一言
「常に一歩先の医療」。当院ではこのスローガンのもと、今後の日本の医療を支える特定看護師の人材を育成しています。また、あらゆる分野の看護師たちが同じフィールドで各々の役割を発揮した働き方ができているのも当院の特徴です。一つの方向性に捉われず、多様性を許容することでブラッシュアップされた考え方を吸収でき、臨床実践に必要な確かな土台を形成できます。
日常的なケアを通して、柔軟で迅速に対応できる思いやりのある看護師を育成したいと考えています。社会的責務に応えられる看護師を目指して一緒に頑張りましょう!
研修スケジュール(概要)
当院の特定行為研修は、約1年。じっくりと、特定行為の基礎を築き上げていきます。
※1 一般社団法人 S-QUE研究会のE-learningを使用
※2 期間中、東部病院特定行為研修室にてフォローアップ研修(対面講義)あり
料 金
コース毎に異なりますが、おおよそ37~60万円です。
場 所
東部病院の横、1階に調剤薬局のある「望星鶴見薬局」の2階にあります。
受講生の募集について
東部病院では受講生を募集しております。
看護師として更なるレベルアップを目指す方、ご応募をお待ちしております。
募集コース・定員
コース名 | 募集人員 |
救命・クリティカル領域 | 7名 |
外科領域 | 6名 |
在宅領域 | 3名 |
募集スケジュール
募集受付:2024年12月2日(月)~2024年12月13日(金) ※当日消印有効
選考試験:2025年1月17日(金) ※詳細は、募集要項をご参照ください。
選考結果通知:2025年1月下旬
応募方法
選考試験の概要、および応募方法は、下記リンク先の募集要項(PDF)をご覧ください。
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お問い合わせ
済生会横浜市東部病院 人材開発センター
看護師特定行為研修 事務局(担当:西川・金田)