2025年8月1日 当院のTAVI症例数が700例を突破しました
2025年08月01日ニュース
2025年8月1日 当院のTAVI症例数が700例を突破しました
2014年2月7日に第1例目が実施された当院のTAVIですが、その後11年経った本日2025年8月1日、700例目となる症例を実施し、無事に終了したことをご報告させていただきます。
経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)は、大動脈弁狭窄症と呼ばれる弁膜症に対する治療法で、主にご高齢の方や体力の低下した方が対象となります。
近年は使用されるデバイスの進歩により、合併症の発症率も大幅に減少し極めて安全な治療と認知されるようになりました。
一方、やはり患者さんの大動脈弁に治療介入を行いますので、ひとたび大きな合併症を生じればそれは患者さんの生命に直結することとなります。
TAVIは、直接手術に携わる循環器内科医と心臓血管外科医のみでは成立しない治療です。
今後も安全に手術を実施し、執刀医や助手のみでなく、ハートチームとしての技術、連携そして練度をより一層高めていきたいと考えております。
弁膜症治療センター/循環器内科
医長 山口航平
