11月26・27日にかけて岡山コンベンションセンターで開催された日本腹膜透析医学会学術集会・総会にて、当院の寺島明奈看護師が演題発表を行い、優秀賞を受賞しました。

演題は「腹膜透析患者に対する退院後訪問のオンライン化に向けた取り組み」についてです。コロナ禍以前は外来・病棟・透析室の3部署の看護師でPDの退院後訪問を実施していましたが、新型コロナウイルス感染拡大により自宅訪問が困難な状況となったため、退院後訪問のオンライン化に取り組んだ結果を発表しました。前もってコメディカル賞の受賞は決定していましたが、26日の当日発表で優秀賞も受賞しました。

今回の受賞について寺島看護師は、「コメディカル賞に選ばれた時も驚きましたが、当日優秀賞に選ばれた時も信じられない気持ちでした。オンライン訪問を依頼してくれた先生、予約を調整してくれた師長、患者さんへの説明をしてくれた退院調整室の看護師、そして栄養相談を行ってくれた栄養士など、多くの方の協力を得て、チームでオンライン訪問を実施した実績を作ることができたのが、今回の発表につながったと思います。
今後は直接訪問だけじゃなく、オンライン訪問も選択肢として患者さんが選べるように出来たら良いなと思っています。」と喜びと今後の抱負を語りました。