【イベント報告】学校保健会 鶴見支部 講演会(登壇者:谷口英喜患者支援センター長)
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2025年06月27日患者・一般の方対象
【イベント報告】学校保健会 鶴見支部 講演会(登壇者:谷口英喜患者支援センター長)
2025年6月19日(木)14:30~16:00 鶴見公会堂講堂にて、学校保健会鶴見支部講演会「子どもたちを熱中症から守ろう」が開催され、当院患者支援センター長の谷口英喜医師が登壇しました。
本講演会には学校関係者の方や一般の方160名ほどがご参加されました。お暑い中ご清聴いただきありがとうございました。
講演はまず「熱中症のことを、知ろう!」、次に「皆で、熱中症を予防しよう!」、そして「熱中症になってしまったら・・・」という3段構成でした。
第1部では、熱中症の基本的な知識を説明し、大人に比べて脱水症になりやすい子どもは水分をたくさん貯めておかなければならないため、水分補給が重要になるとお話ししました。
第2部では熱中症予防として、手のひら冷却や適切なエアコン使用、クールシェア、WBGTの確認・活用などを挙げました。またここでは、食事を通した水分摂取と熱中症になりにくい体づくりについて、栄養部の大塚桃姫管理栄養士による解説がありました。
第3部では、熱中症になってしまったとき、救急車を呼ぶかどうかの判断基準や経口補水療法についてお話ししました。
講演後は、会場から参加者の方々による質疑応答がありました。
熱中症とは「予防でゼロにできる唯一の病気」です。
正しい対策を知っていただき、子どもたちが熱中症にならず元気に夏を過ごせるようにしていきましょう。