骨粗しょう症市民公開講座を開催しました
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2024年02月15日患者・一般の方対象
骨粗しょう症市民公開講座を開催しました
2月7日(水)、当院多目的ホールにて「イチから分かる! 骨粗しょう症市民公開講座」を開催いたしました。
コロナ禍前に開催していた時も毎年多くの方にお越しいただいておりましたが、4年ぶりの院内開催となった今回も84名もの皆さまにご参加いただき、ありがとうございました!
講座の冒頭では、骨代謝センター長の福田健太郎医師より挨拶があり、骨粗しょう症の潜在患者数の多さや検診率の低さ、そして本講座のような健康増進・維持や啓発の大切さを話しました。
講座では骨代謝センターの多職種による講演が3つ行われました。最初は笠原文子医師による「知っておきたい骨粗しょう症の話」で、そもそも骨粗しょう症とは何か、に始まり、骨の新陳代謝の仕組み、骨粗しょう症になってしまったら、ならないために、といった話まで分かりやすく説明しました。
次は室市悠看護師による「今日からもぐもぐ 骨に必要な栄養素」で、会場の方に骨に良いと思う栄養素を問いかけながら、今回は代表的なカルシウムとビタミンDを紹介。日光浴やバランスの良い食事の大切さについても話しました。
最後は内海綾乃理学療法士による「毎日骨骨(コツコツ)!転ばない身体づくり」でした。高齢者の方の約7割が自宅内で転倒という驚きの情報を踏まえ、毎日できる骨骨(コツコツ)体操をご参加の皆さんと一緒に行いました。腕をあげたり、膝を伸ばしたりするなど、簡単で座ったままでも出来る内容もありました。
講演終了後は質疑応答の時間もあり、会場からの質問に骨代謝センタースタッフが丁寧に答えました。
本講座では事前予約制で簡易骨密度検査もありました。
是非本講座でお聞きいただいた内容を日常のなかで取り入れていただき、いきいきとお過ごしいただければ幸いです!
<骨代謝センターの取り組みをご紹介!>
骨代謝センターは医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、放射線技師、医療事務職らから成り立っています。
当院患者さんへの骨粗鬆症治療の取り組みのほか、今回の市民公開講座のような啓蒙活動も行っています。そのほかにも当センターの管理栄養士が当院職員食堂とタイアップして考案した「東部ごはん」の提供もあります。