MAを目指したきっかけ、当院に就職を決めた動機は?

私は以前、医療事務に努めた経験があり、規模の大きな病院で経験知識を広げたいと思い当院就職を希望しました。また、子どもを産んでからも活躍できる職場を探していました。この職場で良かったとは、保育園からの急な発熱の連絡があってもチーム内で業務調整を頂き、お迎えが可能な点です。

 私は医師事務作業補助者として働くことは初めてでした。就職を決めたきっかけは、採用担当の方から意欲があれば是非チャレンジしてくださいと強いお言葉を頂いたことです。資格がない状態で採用していただき、入職後に医師事務作業補助者の資格取得をしました。

 以前の接客業と事務の経験は、外来診療での患者応対や、診断書作成においての事務作業等にも役立っています。当院は既卒の再就職者、子育て中の母親でも迎え入れてくれる職場で安心しています。

現在の年次と担当業務について

【年次】

入職2年目

【担当業務】

私は現在、4つに分かれているチーム内の1つに配属されています。私の業務は2科の外来診療での事務作業を担当し、1科の診断書作成を担当してます。その他、手術前の麻酔の回診票を作成をしたり、術後の患者さんの痛みの回診に同行し記載する業務を行ったりしています。
私のチーム配属が決まってからは、担当科の先輩の指導の下、診断書作成について教えていただきました。診断書作成に関しては、最初は心配も多くありました。私は練習を重ね、先輩に内容確認をしっかりしていただきながら作成することで、少しずつ慣れていくことができました。

MAとして働く中で、やりがいを感じた瞬間、嬉しかったこと、印象的だった経験や業務は?

印象的だったことは、初めて患者さんの手元に届く診断書を作成した時のことです。同時にとても責任感を感じました。当院では最終的な文書の内容の確認や承認を頂くのは担当の医師です。そのためMAの業務は依頼を受けてから素早く、正確な情報を記載し下書きをすることです。その後医師に依頼し、患者さんの手元に少しでも早くお渡しすることができるよう、責任を持って作業を進めています。
また、嬉しかったことは外来支援中に患者さんの応対を見ていただいていた方から「もし病院を受診することがあれば、あなたのような方に受付・応対していただけたらとても嬉しい」と、お言葉を頂いたことです。患者さんへの対応時は、私自身の接客業の経験を活かして、患者さんとの目線を合わせ、笑顔で対応し、ご年配の方にはゆっくりと大きな声で丁寧にお声かけすることを常に意識しています。

将来の夢や今後の希望

この1年は外来業務と診断書作成等の事務業務に慣れるのに必死でした。今後の目標は、有効に時間を使い、後輩の方への研修やフォローに時間を使えるよう、ゆとりを持って作業していくことです。
私の希望は、もう少し子どもが大きくなった時に、診療情報管理士の資格取得をすることです。資格を取得できれば、より沢山の深い知識を持った上でチーム医療の中の一人として役に立てると思います。
MAの職場は毎日が勉強で、とても刺激の受けることの多い職場です。医師だけでなく看護師さんやその他沢山のコメディカルの方々と多くコミュニケーションをとっていく職場でもあります。人間としても成長できる職場であると思います。医師支援室は、患者さんのためにより良い支援は何ができるか業務を拡大していて、現在成長中の部署であると感じています。私は新しく入職される方と一緒になって、より良い医療を目指していけたら良いと思います。