【イベント報告】市民公開講座「すい臓がんの早期発見を目指して ~横浜市すい臓がん早期診断プロジェクト~」

2024年07月19日患者・一般の方対象

【イベント報告】市民公開講座「すい臓がんの早期発見を目指して ~横浜市すい臓がん早期診断プロジェクト~」

2024年7月11日(木)15:00~17:30 南公会堂にて、横浜市医療局がん・疾病対策課主催の市民公開講座「すい臓がんの早期発見を目指して ~横浜市すい臓がん早期診断プロジェクト~」が開催されました。

本講座は3つの講演と質疑応答から成る2部構成。
当院からは講演2で、消化器外科部長の西山亮医師が「横浜市すい臓がん早期診断プロジェクトについて」と題して、プロジェクトの内容と早期診断、すい臓がんの外科治療についてお話しました。

 

 

 

がんの中でも5年生存率が最も悪いすい臓がん。しかし、早期発見することで治る確率は上がり、手術と抗がん剤治療の組み合わせにより治すこともできます。

地域と協力してすい臓がんを早期発見して治療につなげる「膵がん早期診断プロジェクト」に当院は横浜市で最初に取り組み、立ち上げました。現在は、「横浜市すい臓がん早期診断プロジェクト」として横浜市全体の取り組みへと広がり、当院をはじめ6つの病院が参加しています。

 

「横浜市すい臓がん早期診断プロジェクト」について、詳しくはこちらをご覧ください⇒https://www.city.yokohama.lg.jp/kenko-iryo-fukushi/kenko-iryo/iryo/gan/taisaku/20230427.html

 

本講座は、横浜市医療局長の原田浩一郎氏の開講挨拶のあと、講演1では横浜市立大学医学部教授 附属病院内視鏡センター長の窪田賢輔医師から「すい臓・すい臓がんについて」、参加者への問いかけを交えながら、わかりやすく解説されました。

 

 

 

 

講演3では、横浜市立大学附属市民総合医療センター 消化器病センター内科講師の三輪治生医師から「すい臓がんの『見つけ方』」と題して、すい臓がんにまつわる検査を動画など用いながら丁寧に説明がありました。

 

 

 

最後に質疑応答では会場の参加者の皆さんから寄せられた質問がいくつか選ばれ、登壇者3名でお答えしていました。
講座全体を通して、参加者の皆さんは講演内容に集中して耳を傾けたり、メモを取られたりするなど熱心な様子でした。

「横浜市すい臓がん早期診断プロジェクト」はこれからもさらに展開していく予定です。

 

 

 

 

 

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